長澤まさみ、葛飾応為としての姿を公開「かっこいい」「演技が胸に刺さった」と反響

女優の長澤まさみ(38)が10月19日、Instagramを更新し、映画『おーい、応為』で自身が演じる葛飾応為と思われる姿の写真を投稿した。
キャプションは添えられておらず、言葉を使わない静かな投稿でありながらも、その存在感と余韻のある一枚がファンの間で大きな話題となっている。
投稿された写真には、夕暮れ時のような赤い光に照らされ、着物姿で佇む女性の姿が映っている。
凛とした眼差しと引き締まった表情が印象的で、光と影が織りなす情緒的な空気感とともに、物語の世界にそのまま入り込んだかのような雰囲気を漂わせている。
髪を一つに束ね、装飾を排した衣装に身を包んだその姿は、主演映画の役柄を感じさせる力強さと静かな覚悟を宿している。
映画『おーい、応為』は、江戸時代の天才浮世絵師・葛飾北斎の娘であり弟子でもあった葛飾応為の生涯を描く作品。父の才能と情熱を受け継ぎながらも、男社会の中で独自の画風を築き、美人画では北斎をも凌ぐと称された女性絵師として知られている。
長澤が演じる応為は、豪胆さと繊細さを併せ持ち、北斎の右腕として生きた女性アーティスト。その強さと儚さが共存する人物像は、長澤の新たな代表作になるのではと公開前から注目されていた。
コメント欄には「かっこいい」「映画公開おめでとうございます」「応為の生き方に感動しました」「初日に観てきました。長澤さんの演技が胸に刺さった」など、作品を鑑賞したファンからの感想や、長澤の表現力を称賛する声が相次いでいる。
演技だけでなく、美しい映像の中で感情を語る姿にも高い評価が寄せられた。
セリフを使わずとも伝わる存在感と、役に溶け込んだような自然な佇まい。長澤まさみの投稿は、映画の世界観を静かに体現しながらも強く印象を残すものとなっている。
『おーい、応為』の公開により、長澤の新たな挑戦と表現の幅の広さが改めて注目されている。
記事提供元:デイリーニュースオンライン
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。