「高活性のシーズンのはずだけど・・」パンコイ釣行でまさかの苦戦【埼玉・綾瀬川】
「高活性のシーズンのはずだけど・・」パンコイ釣行でまさかの苦戦【埼玉・綾瀬川】">
綾瀬川でパンコイ釣り 多くの魚がそうですが、秋はエサを求めて活性が上がる時期。コイも例にもれず、寒い冬に向けてたくさんエサを食べ漁ります。 前回の釣行から随分日が経っていることもあり、無性にコイ釣りが …
暑さも落ち着き、ようやく秋の片鱗が見えてきました。魚たちの活性も上がってくるこの時期は、パンコイの絶好シーズンでもあります。人間にとって“食欲の秋”があるのと同じく、コイも冬に向けて活発にエサを追い求める時期です。ですが今回の釣行では、そう上手くいかないこともあるのが釣りだと、改めて認識させられる機会となりました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・泉陽登)
綾瀬川でパンコイ釣り
多くの魚がそうですが、秋はエサを求めて活性が上がる時期。コイも例にもれず、寒い冬に向けてたくさんエサを食べ漁ります。
前回の釣行から随分日が経っていることもあり、無性にコイ釣りがしたくなった筆者は、埼玉県岩槻の綾瀬川でパンコイ釣行をすることを当日に決意。コンビニで3枚入りのパンを購入し、意気揚々と現場へ向かいました。

タックルと仕掛け
今回のタックルはベイトタックルに前回使用したペンシルベイトリグ仕掛け。フックはUNDER SHOT TWISTのサイズ1の直結び。綾瀬川の川幅はノーシンカーリグで攻めきれるほど狭くありません。
ベイトタックルのフロートリグ仕掛けは、大物が来た時でも多少の無理が効くので、筆者は川幅が広い場所ではスピニングよりもベイトを好んで使います。

コイがいない
現場に到着し、さっそく魚たちの動きを探ろうと川を覗く筆者。しかし、そこに見えるのは表層を泳ぐ小魚たちのみで、コイの姿はどこにもいない状況。覗いた場所が悪かったのかと思い、そこから移動するも全くコイの姿が見られず頭を抱える事態に。
水量はかなり浅く、すぐに見つかるものだと思っていましたが、詰めの甘さを実感しました。どんな時でもコイの姿が見られる綾瀬川で、コイ探しに30分程の時間をかけるのは恐らく今回が初めてです。

その間に見かけたコイはほんの数匹。ですが、こちらがパンを撒く前にどこかへ逃げて行ってしまう始末。埒が明かないと思った筆者は、今までの中で実績が一番高いポイントへ向かうことにしました。
流れ込みで釣りスタート
到着してから1時間が経ち、なんの進展もない中たどり着いたのは、綾瀬川で高確率にコイが釣れるとある流れ込み。その流れ込みを覗くと、数匹のコイが泳いでいる姿を確認。流れにパンを乗せ、反応がでるまでじっくり待つ作戦でいきました。パンを撒き始めてから15分程。
単発ヒット
ほどなくして1匹のコイがパンに反応したため仕掛けを投入し、釣り上げることに成功。しかし、その時一緒にいたコイ達はどこかへ消えてしまい、後が続かない状況となりました。

用水路では不発
本流にいないのなら支流に魚たちはいると考えた筆者は、そのまま綾瀬川につながる用水路へ向かいました。そこにはたくさんのコイ達が泳ぎ回り、やっとかと思い仕掛けを投げるも、どのコイもパンに無反応状態。しかも水深が浅く足場が高いこともあり、こちらの姿を察知して逃げて行ってしまう始末でした。
結果としては本流で釣りあげた1匹のみ。思うような釣りができない苦しい日となりました。次回の釣行ではもっと念入りに準備し、万全の状態で挑もうと思います。
<泉陽登/TSURINEWSライター>
記事提供元:TSURINEWS
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