山手線車両基地を望む “鉄道ビュー” ホテルメトロポリタン大井町トラックス が2026年3月に開業!地上100mのルーフトップバーも
JR東日本グループが開発を進める複合施設「大井町トラックス(OIMACHI TRACKS)」内に、「ホテルメトロポリタン 大井町トラックス」が2026年3月28日(土)に開業します。JR大井町駅に直結し、東京駅や品川駅、羽田空港へのアクセスも良好なこのホテルは、26階(地上100m)に山手線の車両基地を一望できるルーフトップバーを併設。2025年10月9日から宿泊予約を開始しており、「鉄道ゆかりの地」にふさわしい唯一無二の景観が楽しめます。
かつての鉄道車両基地に「大井町トラックス」が誕生
このホテルが入るJR大井町駅(東京・品川区)北側エリアには、「大井町トラックス(OIMACHI TRACKS)」という、オフィスや商業施設、映画館などを含む新たな街の開発が進んでおり、2026年3月28日(土)に街全体が開業する予定です。JR大井町駅は1927年に開業し、かつては国鉄の車両工場や社宅が立ち並び、鉄道ゆかりの地域として知られていました。
この「大井町トラックス」の場所は、かつて鉄道車両工場として発展してきた土地で、この地域の歴史を踏まえて、人や文化が行き交う街の新たな交差点となることを目指して整備が進められています。
周辺の品川駅では、リニア中央新幹線の始発駅整備が進められており、開業は2030年代を予定しています。東京と名古屋を最速40分で結ぶ計画です。

「ホテルメトロポリタン 大井町トラックス」館内施設
ホテルのコンセプトは「自然のやすらぎ」と「旅の好奇心」の二つの要素を調和させた「心に触れるおもてなし」。館内には緑を取り入れたレセプションやラウンジのほか、宿泊者専用のジム、レストランなどが設けられます。
朝食は和食を含めた約50種類の料理をビュッフェ形式で提供する予定です。また、最上階の26階には、屋外テラス付きのバーが設けられ、暖炉の灯りや滝の音を取り入れた演出を特徴とし、地上約100メートルから都心の夜景を望むことができます。
開業予定は2026年3月28日で、宿泊予約は2025年10月9日から開始されています。

<ホテルの概要>
名称:ホテルメトロポリタン 大井町トラックス(英語名:HOTEL METROPOLITAN OIMACHI TRACKS TOKYO)開業日:2026年3月28日(土)
所在地:東京都品川区広町2丁目1番3号
階数:HOTEL&RESIDENCE TOWER 5階~13階・26階
客室数:285 室(客室フロア6階~13階)
付帯施設:ラウンジ、レストラン、ルーフトップバー、ジム
客室では「心躍るやすらぎ」を提供
ホテルメトロポリタン大井町トラックスは、ミレニアル世代をメインターゲットとして、自然のやすらぎと旅の好奇心の二つの要素を調和させた「心躍るやすらぎ」をデザインコンセプトとしています。6~13階の客室フロアは、森小屋をイメージし、木の質感を生かした落ち着いた空間を特徴としているということです。

ホテルは全285室で全室禁煙としています。主なタイプはツイン143室、キング141室、スイート1室で、一部は3人での利用にも対応できるといいます。
北側のトラックスビュータイプの客室からは、車両基地や都心の夜景を望むことができるということです。

5階レストラン「The TAILOR YARD MAIN DINING」
5階には、「鉄道旅」をテーマにしたレストラン「The TAILOR YARD MAIN DINING(ザ テイラーヤード メインダイニング)」がオープンします。店内には、ヨーロッパの「食堂車」をイメージしたボックス席やカーゴ席を備えます。窓から見える景色のひとつ「車両基地」からは、鉄道パノラマビューが見られ、眺めの良い景色の中での食を楽しむことが出来ます。

提供される料理には、客の目の前で最後の仕上げを行う演出を取り入れ、生ハムのスライス、

山手線車両基地を一望できる26階のルーフトップバー
26階、地上100mには、ルーフトップバー The TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BARが設けられます。

バーのコンセプトでは、「DEEP GREEN~日常からのエスケープ。心が躍る森の秘境。~」。慌ただしい日常から離れて、大自然の中で語らうような開放感と安らぎが感じられる空間となるでしょう。

このバーの最大の魅力は、「都心の煌めく夜景と眼下の車両基地」が織りなす唯一無二の景観です。夜間のにぎわいを創出する「ナイトタイムエコノミー」の拠点としても注目されます。

メトロポリタンホテルズ
ホテルメトロポリタンは、JR東日本グループが展開するシティホテルのブランドです。主に、池袋や東京(丸の内)、飯田橋(エドモント)、川崎、仙台など、JRのターミナル駅近くの立地で展開をしています。その地方、その地域ならではの豊かさを提供することで、その場所でしか出会えない喜びを届けています。
「ホテルメトロポリタン 大井町トラックス」の運営は日本ホテル(株)が、レストランの運営は、(株)ポジティブドリームパーソンズが行います。
JR東日本が開発する「ホテルメトロポリタン 大井町トラックス」は、2026年3月28日に開業します。大井町駅直結という抜群の利便性と、地上100mのルーフトップバーから楽しむ山手線車両基地の「鉄道ビュー」という唯一無二の魅力が融合。10月9日から予約受付が始まっています。
東京観光の拠点として、また鉄道ファンにとっての新たな聖地として、注目が集まるこのホテルで、特別な一夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
(写真:JR東日本ホテルズ)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
記事提供元:鉄道チャンネル
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