熊本の「あそ・みなみあそ旅のレールバス」に宮崎・高千穂も連結!バスと鉄道が乗り放題デジタルチケットに新券種登場
産交バスの阿蘇~高千穂線(愛称:あそちほ号)が2025年10月10日(金)から運行を開始します。これにあわせ、一般社団法人 九州MaaS協議会、南阿蘇鉄道、JR九州、九州産交バス、産交バスの4社が連携。阿蘇・南阿蘇地域を周遊できるMaaSチケット「あそ旅のレールバス」「みなみあそ旅のレールバス」に、高千穂へのアクセスを便利にする「高千穂アクセス券」をセットにした新たなデジタルチケットを発売します。
この取り組みは、九州 MaaS 協議会が国土交通省の令和7年度「日本版 MaaS 推進・支援事業」に採択された事業の一環として実施されます。
熊本の秘境がまるごと乗り放題!チケット1枚で阿蘇~高千穂まで行けちゃう夢のきっぷ
元のMaaSチケット「あそ旅のレールバス」「みなみあそ旅のレールバス」は、南阿蘇鉄道、JR九州、産交バス(一部路線)が利用できるデジタルチケットです。2023年7月15日に発売され、累計1,700枚を販売した実績があります。
スマートフォンアプリ「my route (マイルート)」で購入可能。紙のきっぷとは異なり、スマホ画面を提示するだけで乗車することができるほか、提携している観光施設や店舗で割引などの特典が受けられます。
「あそ・みなみあそ旅のレールバス」概要
「あそ旅のレールバス」「みなみあそ旅のレールバス」に「高千穂アクセス券」を組み合わせたデジタルチケットは、2025年10月11日(土)から販売開始。アプリで購入後、「利用開始」してから24時間有効となります。
販売箇所はスマートフォンアプリ「my route (マイルート)」内のみで、駅窓口などでの販売はありません。チケットの購入にはアプリをダウンロード後、「TOYOTA/LEXUSの共通 ID」の会員登録(無料)とクレジットカードなどの決済方法の登録が必要です。
対象エリアは、南阿蘇鉄道全線(トロッコ列車料金は別途必要)、JR九州の肥後大津~宮地(特急料金は別途必要)または肥後大津~立野(特急料金は別途必要)、九州産交バス・産交バスの各種路線バス(一部区間・路線限定あり)です。販売券種と金額は以下の通り(大人のみ)。
阿蘇エリア+南阿蘇エリア
・あそ旅のレールバス+高千穂アクセス券(片道):4,700円
・あそ旅のレールバス+高千穂アクセス券(往復):6,200円
南阿蘇エリア
・みなみあそ旅のレールバス+高千穂アクセス券(片道):3,500円
・みなみあそ旅のレールバス+高千穂アクセス券(往復):5,000円

阿蘇地域の絶景や高千穂峡の自然を満喫したい方は、アプリ「my route」をダウンロードしてチェックしてみてください。
(画像:一般社団法人 九州MaaS協議会、南阿蘇鉄道、JR九州、九州産交バス、産交バス、TOP写真:Pixta)
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