Amazonプライム会員にならずに配送料を無料にする6つの方法
何でもネットから手軽に買える便利なAmazonですが、プライム会員にならないと配送料がかかる場合がありますよね。でも、「月額600円を払ってまでプライム会員になるのはちょっと……」と感じている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、Amazonでプライム会員にならなくても、配送料が無料になるように賢く買い物する方法を紹介しましょう。

そもそもAmazonの配送料ってどうなっているの?
Amazonの配送料は「どこから発送されるか?」そして「金額がいくらか?」という2つの条件によって料金が変わります。
まず、「どこから発送されるか?」ですが、そもそもAmazonの商品はAmazon(Amazon.co.jp)が直接販売する商品と、個人事業者や法人が販売する「マーケットプレイス」の2種類があることをご存じでしょうか?
当然、Amazonの商品はAmazonの倉庫から発送されますが、マーケットプレイスの商品は個人事業者や法人から直接発送されます。
ただし、マーケットプレイスの商品でも、出品者がAmazonに発送を委託している場合はAmazonの倉庫から発送されるのです。
このAmazonの倉庫から発送される商品であれば、1回の注文金額の合計が3,500円以上なら、プライム会員でなくても配送料が無料になりますが、3,500円未満の場合は、本州・四国(離島を除く)の場合は460円、それ以外の地域では500円の配送料がかかります。

また、マーケットプレイスの商品で事業者が直接配送する商品は個別に配送料が異なります。無料の場合もありますが配送料がかかる商品があるので、注意してください。

●【公式】Amazon「配送料について」は→こちら
【1】1回の注文の合計金額を3,500円以上にする
先ほども紹介したように、配送料を無料にしたいなら、Amazon発送の商品を1回の注文で合計金額3,500円以上になるように購入しましょう。
Amazon発送の商品かどうかは商品ページの出荷元に「Amazon.co.jp」と記載があるか、「Amazonによる発送」というアイコンが表示されているかどうかで確認できます。
ただし、1回の注文合計金額が3,500円以上であっても、発送元が1カ所ではない場合は配送料が無料になりません。つまり、ひとつの商品はAmazonの発送でも、もうひとつの商品がマーケットプレイスの事業者からの発送になる場合は、配送料がかかってしまうのです。
また、複数の商品を注文するときは、「まとめて発送」か「準備ができた商品から順に発送」が選択できますが、「準備ができた商品から順に発送」を選択してしまうと、3,500円以上でもそれぞれに配送料がかかります。ご注意ください。
さらに、「お急ぎ便」「お届け日時指定便」「当日お届け指定便」などの配送オプションを利用すると、購入金額にかかわらず別途料金が発生してしまうため、必ず「通常配送」を選ぶようにしましょう。

【2】配送料無料のマーケットプレイス商品を購入する
Amazonで販売されている商品には、事業者が発送するマーケットプレイス商品があります。Amazonの倉庫からの発送でない場合、配送料は出品者ごとに異なり、「3,500円以上で配送料無料」という条件も適用されません。
とはいえ、意外と3,500円以下の商品でも配送料無料となっている商品もありますので、購入する前に商品ページをチェックして、配送料が「無料」と記載があるものを選ぶとお得です。

【3】「定期おトク便」で配送料を無料にする
Amazonでは「定期おトク便」が利用できます。これは、日用品や消耗品などを定期的に届けてくれる便利なサービス。
飲料水やトイレットペーパーなど、継続的に購入するものが対象になっており、通常価格より5~10%ほど安く買えるんですね。
実は、この定期おトク便はプライム会員以外でも、「定期おトク便の2回目以降の配送」か「新規申し込み商品を既存の定期おトク便の2回目以降の配送とまとめた場合」のいずれかの条件をクリアしていれば、配送料が無料になるのをご存じでしょうか?
もし、Amazonで定期的に購入したい商品があり、条件をクリアできる場合は、定期おトク便を選択することで配送料を無料にできます。
ただし、「3個以上の商品を同一お届け先に受け取る」といった条件を満たさないと、割引価格にならないこともありますのでご注意ください。
●【公式】Amazon「Amazon定期おトク便について」は→こちら
■定期おトク便の配送料が無料になる条件(プライム会員以外)
・定期おトク便の2回目以降の配送
・新規申し込み商品を、既存の定期おトク便の2回目以降の配送とまとめた場合

【4】「自宅外受け取りサービス」で配送料を無料にする
Amazonでは、一人暮らしで日中自宅に誰もいない人向けに「自宅外受け取りサービス」が用意されています。
これは、注文時に受け取り場所を自宅以外(Amazonロッカー、ローソン、ファミリーマート、PUDO等)に設定できますが、この場合は配送料が無料になることもあるのです。
一部、商品のサイズや重量の関係で利用できない場合もありますが、上手に活用すれば配送料を無料にできます。ぜひ試してみてください。

【5】初めての購入なら「初回無料配送」で配送料が無料になる
もし、今までAmazonを一度も利用したことがない人が、新規でAmazonアカウントを作成すると「初回無料配送」が適用されます。
これは、購入金額に関係なく一度だけ配送料が無料になるお得なサービスですが、通常配送だけが対象になるので、「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」などの配送オプションを適用すると、配送料は無料になりません。ご注意ください。

【6】30日だけ無料体験を利用する
Amazonのプライム会員は月額600円(年額5,900円)の会費が必要になります。しかし、月2回以上Amazonで3,500円以下の商品を買うなら460~500円の配送料がかかってしまうので、1カ月だけプライム会員になったほうがお得になる場合もあります。
ただし、Amazonのプライム会員は30日間の無料体験を利用することができますので、どうしても欲しい商品がある場合は、これを利用して配送料を無料にする方法もおすすめです。
もちろん、無料体験中は正規のプライム会員と同じように配送料の無料サービスをはじめ、映画や音楽の配信サービスなどの特典も利用可能ですし、無料体験期間内に解約すれば費用は一切かかりません。

まとめ
いかがでしょうか? 今回はプライム会員でない人が、Amazonで買った商品の配送料を無料にする6つの方法を紹介しました。
どれも正規の手段ですので、少しでも配送料を節約したいなら可能なものを試してみてはいかがでしょうか。
※文中の価格はすべて税込みです。
※記事の内容は2025年10月時点のものです。今後、Amazonの料金やサービスが変更される可能性があります。
記事提供元:スマホライフPLUS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。