チ・ヒョヌ“ミンチョル”、強硬にユジン“スヨン”との離婚を進めるも「これ以上彼女を傷つけるな」<ファーストレディ>

「ファーストレディ」はLeminoで配信中
ユジン、チ・ヒョヌ主演によるドラマ「ファーストレディ」の第3話が10月1日にLeminoで配信された。第3話では、強硬に離婚を主張する夫・ミンチョル(ヒョヌ)が、妻・スヨン(ユジン)を刑事告訴する展開に。世間の同情を買うどころか、スヨンは窮地に立たされた。 (以下、ネタバレを含みます)
記者を利用して世論を味方につけようとするスヨン
韓国大統領に当選した夫、将来のファーストレディとなる妻。そんな2人の間で大統領就任までの67日間に巻き起こる、権力と愛、欲望の衝突と葛藤を描いた心理サスペンス「ファーストレディ」。
大ヒットを記録したドロドロ愛憎劇「ペントハウス」(2020~2021年)シリーズのユジン、ドラマ「紳士とお嬢さん」(2021年)で「2021 KBS演技大賞」大賞を受賞したヒョヌの共演、そして脚本家のキム・ヒョンワン氏が6年間の準備期間を経て執筆した作品ということで、「今年最も話題性のある新ドラマ」と配信前から注目を集めていた。
第1話でミンチョルが大統領選に当選し、祝賀イベントの席でスヨンに離婚宣言。第2話では離婚騒動を知ったマスコミが執拗にスヨンを追い、派手なカーチェイスの末にスヨンが衝突事故を起こしてしまった。序盤から韓国ドラマならではのジェットコースターのようなスピードでストーリーが進行し、視聴者を熱狂させている。
第3話では、スヨンが事故で7針も縫うけがを負った痛々しい姿でミンチョルの事務所へ。ミンチョルにあらためて「全て譲っても離婚は認めない」と伝え、シン・ヘリン秘書(イ・ミニョン)には今回の離婚劇を仕組んだ張本人なのではと疑う。
そして、世論を味方につけるべく生放送のニュースに出演するが、その放送がきっかけでスヨンはどん底に落ちていくことに。なんと放送中、ミンチョルがスヨンを刑事告訴したという速報が流れるのだ――。

「ファーストレディ」第3話より
転落する妻、心配しながらも離婚を譲らない夫
スヨンが“大統領候補の妻”の座から転落していく様子が描かれた第3話。初めはミンチョルに「離婚訴訟だけは取り下げて」と努めて冷静に語ったスヨンだが、ミンチョルに他人行儀な対応をされると失望の表情に。
その後、戦いに挑むような強い表情で記者に生放送への出演を提案し、スタジオではさながら“悲劇のヒロイン”のごとく視聴者の同情を乞うように声を震わせながら「私は家庭を守りたい平凡な妻であり、平凡な母です」と訴えた。
だが、夫に対する不法行為で自分が刑事告訴されたという速報を目にすると、みるみるうちに顔がこわばり、呆然自失。告訴に至った罪状について記者から事実かと追及されると、絶望の表情を浮かべながらも気力を振り絞ってカメラを見据え、「判断は皆さんにお任せします。皆さんの懸命な判断を信じています」と言い置いてスタジオを後にした。
いよいよ修復不可能なまでに決裂してしまったように見えるスヨンとミンチョル。一方で、3話ではミンチョルが「離婚は彼女(スヨン)のためだ。刑務所行きだけは避けようと」「これ以上彼女を傷つけるな。彼女を見せしめにはさせない。耐えられないだろうから」と、世間からバッシングを受けることになったスヨンを気遣う発言も。
強硬に離婚を訴えるが、彼女自身をどん底に突き落としたいわけではないらしい。ミンチョルの真意は、今後明らかになっていきそうだ。
韓国ドラマ「ファーストレディ」は、毎週水・木曜に新エピソードをLeminoで配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「ファーストレディ」第3話より
記事提供元:Lemino ニュース
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