国ごとに異なる顔文字文化、各国で最も使われた顔文字は? 世界16カ国の顔文字ランキングを発表
例えば、「う~ん、どうなんだろう・・・」という困惑。この感情を文字にして伝えるのはなかなか難しい。相手に配慮すればするほど、顔文字は便利だ。きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」(バイドゥ・東京)が、世界16カ国の顔文字の利用動向や使われ方を調査し、2025年に各国で最も多く使われた人気顔文字を発表した。一番使われていたリアクションが「 •᷄ࡇ•᷅ 」。困惑や気まずさ、自虐など、言葉にしづらい感情をやわらかく表している。
調査は9月23~30日に全国のSimejiユーザーを対象に実施、1万7982件の回答をまとめた。「 •᷄ࡇ•᷅ 」は世界16カ国中11カ国で第1位を獲得。世界共通で親しまれている一方、国や地域によって使用方法に違いが見られるという。スペイン語圏では、すねる時や大げさな叫びに添えて感情を強調する用途が多く、フランスやイタリアでは皮肉や照れをやわらげるクッションとして活用されている。ロシアでは虚無感を帯びた重い感情の補強に用いられ、インドネシアやタイでは日常的な愚痴や弱音をコミカルに見せる役割を担っている。
国別にみると、日本での1位は「^_^」。笑顔やあいさつの定番である一方、文脈によっては“皮肉のオチ”や“軽いあおり”としても使われるなど、「•᷄ࡇ•᷅」と同様、場面によって意味が揺れ動く両義性が人気を支えているという。続いて「(;;)」「m(_ _)m」など、シンプルな形の顔文字が多くランクインした。アメリカやイギリスでは「( ;∀;)」「•̩̩̩̩ᯅ•̩̩̩ 」などの泣き顔や「( ͠° ͟ʖ ͡°)」のけげんそうな顔、「ᯤ ᯅ ᯤ」の眠そうな顔など、多彩な表情をストレートに表す顔文字がランクイン。日常的な感情をそのまま文字にのせて表現する文化が現れている。インドでは2位に「࿔ ֶָ֢˚˖
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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