新幹線東京駅にホームドア導入 異なるドア位置にも対応して自動開扉
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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今や地下鉄でもあちこち設置されているホームドア。新幹線の駅にもあると何となく思い込んでいたが、新幹線東京駅に導入されるのはこれからだ。
JR東日本(東日本旅客鉄道)では現在、新幹線が通過するホームがある一部の駅の風圧対策として、ホームドアを設置しているという。今回、1日平均の乗車人員が7万人以上の新幹線東京駅の各ホーム(20・21・22・23番線)に、乗客の列車との接触や、線路への転落防止対策として、ホームドアを設置することになった。現在の新幹線ホームドアの開閉は駅社員が行っているというが、今回導入されるホームドアは、車両ドア位置が異なる多くの編成に対応する機能を持つ。駅に到着した編成の種類を判別して自動で車両ドアの位置に応じたホームドアを開扉するといい、同社によるとこれは新幹線で世界初という。
20・21番線の各ホームは2028年度末、22・23番線は2029年度末をめどに使用開始予定。JR東日本グループでは、2031年度末ごろまでに東京圏在来線の主要路線330駅758番線へのホームドア導入を目指している。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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