「みんながこの世界の歯車のひとつになっている」水上恒司×山田杏奈インタビュー:シナントロープ
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シナントロープ」(毎週月曜夜11時6分)は、街のバーガーショップ“シナントロープ”を舞台にした、男女8人の青春群像ミステリー。
実力派が揃うキャスト陣を代表して、店でバイトする大学生・都成剣之介を演じる主演・水上恒司さん、都成が思いを寄せるバイトの同僚・水町ことみを演じる山田杏奈さんにインタビュー。主要人物8人を演じる共演者陣の印象についてもうかがいました。
【動画】街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」で事件が!?

――店で不可解な強盗事件が発生し、平穏な日常が歪みはじめ、次々と事件が巻き起こっていく、という物語。緻密な伏線や巧みな会話劇が見どころですが、セリフの妙味に定評がある漫画家・脚本家、本作では原作・脚本の此元和津也さん(漫画「セトウツミ」、アニメ「オッドタクシー」脚本など)のオリジナル脚本を読んで、どのように感じられましたか?
水上「構成がとても面白いです。シーンの結びのセリフと次のシーンの冒頭のセリフが掛かっていたり、同じ言葉になっていたりして、そこから物語が広がっていく。かつ、そうした洒落だけを見せたいわけじゃなく、ちゃんとキャラクターが立つ要素も盛り込まれていて、この作品の核のひとつになっていると思います」

山田「『オッドタクシー』が好きで夢中で観ていたので、今回の台本も一気に読みました。此元さんの中で世界観がきっちり作られていて、アニメであろうとドラマであろうと、媒体に左右されない強さがある。私たちの役も、その世界の中でひとつの駒として動いている感覚があって、とても魅力的な脚本だと思いました」
水上「そうなんです。僕が演じる都成もまったく主人公然としていないし、他の登場人物も1人1人のキャラがちゃんと立っていて、みんながこの世界の歯車のひとつになっているんですね。そう感じる作品はすごくパワーを持っていますし、この作品に参加できることがとても嬉しいです」

――それぞれキャラが立った登場人物たちを演じる共演者の方々は、どんな印象ですか?まずは、明るいお調子者“キバタン”こと木場幹太役の坂東龍汰さんは?
水上「僕にとっては、すでに坂東さんとの出会いはかけがえのないものになっています。世の中に対して、自分に対して、役者というものに対して…いろんな事に対する見方、見ている角度が独特で刺激を受けました。同じ世代として、先輩として、また違う作品でもご一緒したい方です」
山田「今回で3回目の共演です。最初にご一緒したとき、自分がまだ10代だったこともあって、“いとこのお兄さん”みたいな感じです。現場のムードメーカーは誰かと聞かれたら間違いなく彼だと思いますし、ずっとしゃべっていてすごく賑やか(笑)。みんな助けられています」

――地味で真面目なお嬢様・里見奈々役の影山優佳さんは、山田さんと一緒のシーンが多いですね。
山田「影ちゃんとは一緒になることが多いので、フラットにいろいろ話す仲になりました。以前からテレビで拝見していて、MENSA会員だったり、サッカーに詳しかったり、得意なことがたくさんあって素敵だなと思っていました。実際にお話しして、やっぱり博識で面白くて、さらに優しい方だということが分かりました」
水上「この中で一番知的です。もちろん、みなさんそれぞれに違った分野の知識をお持ちですが。僕の個人的な印象としては、痛みをいっぱい知っている人じゃないかなということ。ある方が『色気とは痛みを知っていること』だとおっしゃっていて、影山さんにそれを感じました。また違った役を演じられる時も注目したい、ミステリアスな雰囲気があります」
続きは、明日公開のインタビュー【後編】で!

8人の若手個性派・演技派俳優陣が体現する現代の若者たちを投影したリアルな人間模様と、不穏な世界観の中で繰り広げられる巧みな会話劇による青春群像ミステリー、ドラマプレミア23「シナントロープ」(毎週月曜夜11時6分)。今夜放送の第1話は?
第1話
さえない大学生・都成(水上恒司)が働くバーガーショップ“シナントロープ”に、ある日、怪しい目出し帽の男が現れる。ホール係の都成と木場(坂東龍汰)が怖気づいて接客を押しつけ合っていると、どんな相手にも物怖じしない水町(山田杏奈)が何事もないかのように冷静に対応。意外にも男は普通に注文をするが、その直後、もう1人の目出し帽の男が店に乱入し、レジ係の志沢(萩原護)に拳銃を突きつけて「金を出せ」と脅し始める――。
【プロフィール】
水上恒司(みずかみ・こうし)
1999年5月12日生まれ。福岡県出身。主な出演作は、「MIU404」(TBS系)、「いとしのニーナ」(フジテレビ系)、大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)、連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK)、「怪物」(WOWOW)、映画「死刑にいたる病」(2022年)、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(2023年公開)、「九龍ジェネリックロマンス」(2025年公開)など。主演映画、「火喰鳥を、喰う」が公開中、「WIND BREAKER / ウィンドブレイカー」(2025年12月5日公開予定)の公開が控える。
X:@koshi_mizukami
Instagram:@koshi_mizukami_official
山田杏奈(やまだ・あんな)
2001年1月8日生まれ。埼玉県出身。主な出演作は、ドラマ「新米姉妹のふたりごはん」(テレ東)、「17才の帝国」(NHK)、「早朝始発の殺風景」(WOWOW)、「リラの花咲くけものみち」(NHK)、映画「山女」(2023年公開)、「ゴールデンカムイ」(2024年公開)、「正体」(2024年公開)ほか。映画「恋に至る病」(2025年10月24日公開予定)、「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」(2026年公開予定)、「NEW GROUP(2026年公開予定)など出演作が控える。
X:@anna0108yamada
Instagram:@anna_yamada_
<水上恒司様>
ヘアメイク:中村みつき( allure )
スタイリスト:藤長祥平/ Syohei Fujinaga
<山田杏奈様>
ヘアメイク:菅長ふみ
スタイリスト:渡邊薫
ドラマプレミア23「実力派が揃うキャスト陣を代表して、店でバイトする大学生・都成剣之介を演じる主演・水上恒司さん、都成が思いを寄せるバイトの同僚・水町ことみを演じる山田杏奈さんにインタビュー。主要人物8人を演じる共演者陣の印象についてもうかがいました。
【動画】街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」で事件が!?
登場人物1人1人のキャラが立っている

――店で不可解な強盗事件が発生し、平穏な日常が歪みはじめ、次々と事件が巻き起こっていく、という物語。緻密な伏線や巧みな会話劇が見どころですが、セリフの妙味に定評がある漫画家・脚本家、本作では原作・脚本の此元和津也さん(漫画「セトウツミ」、アニメ「オッドタクシー」脚本など)のオリジナル脚本を読んで、どのように感じられましたか?
水上「構成がとても面白いです。シーンの結びのセリフと次のシーンの冒頭のセリフが掛かっていたり、同じ言葉になっていたりして、そこから物語が広がっていく。かつ、そうした洒落だけを見せたいわけじゃなく、ちゃんとキャラクターが立つ要素も盛り込まれていて、この作品の核のひとつになっていると思います」

山田「『オッドタクシー』が好きで夢中で観ていたので、今回の台本も一気に読みました。此元さんの中で世界観がきっちり作られていて、アニメであろうとドラマであろうと、媒体に左右されない強さがある。私たちの役も、その世界の中でひとつの駒として動いている感覚があって、とても魅力的な脚本だと思いました」
水上「そうなんです。僕が演じる都成もまったく主人公然としていないし、他の登場人物も1人1人のキャラがちゃんと立っていて、みんながこの世界の歯車のひとつになっているんですね。そう感じる作品はすごくパワーを持っていますし、この作品に参加できることがとても嬉しいです」

――それぞれキャラが立った登場人物たちを演じる共演者の方々は、どんな印象ですか?まずは、明るいお調子者“キバタン”こと木場幹太役の坂東龍汰さんは?
水上「僕にとっては、すでに坂東さんとの出会いはかけがえのないものになっています。世の中に対して、自分に対して、役者というものに対して…いろんな事に対する見方、見ている角度が独特で刺激を受けました。同じ世代として、先輩として、また違う作品でもご一緒したい方です」
山田「今回で3回目の共演です。最初にご一緒したとき、自分がまだ10代だったこともあって、“いとこのお兄さん”みたいな感じです。現場のムードメーカーは誰かと聞かれたら間違いなく彼だと思いますし、ずっとしゃべっていてすごく賑やか(笑)。みんな助けられています」

――地味で真面目なお嬢様・里見奈々役の影山優佳さんは、山田さんと一緒のシーンが多いですね。
山田「影ちゃんとは一緒になることが多いので、フラットにいろいろ話す仲になりました。以前からテレビで拝見していて、MENSA会員だったり、サッカーに詳しかったり、得意なことがたくさんあって素敵だなと思っていました。実際にお話しして、やっぱり博識で面白くて、さらに優しい方だということが分かりました」
水上「この中で一番知的です。もちろん、みなさんそれぞれに違った分野の知識をお持ちですが。僕の個人的な印象としては、痛みをいっぱい知っている人じゃないかなということ。ある方が『色気とは痛みを知っていること』だとおっしゃっていて、影山さんにそれを感じました。また違った役を演じられる時も注目したい、ミステリアスな雰囲気があります」
続きは、明日公開のインタビュー【後編】で!

8人の若手個性派・演技派俳優陣が体現する現代の若者たちを投影したリアルな人間模様と、不穏な世界観の中で繰り広げられる巧みな会話劇による青春群像ミステリー、ドラマプレミア23「シナントロープ」(毎週月曜夜11時6分)。今夜放送の第1話は?
第1話
さえない大学生・都成(水上恒司)が働くバーガーショップ“シナントロープ”に、ある日、怪しい目出し帽の男が現れる。ホール係の都成と木場(坂東龍汰)が怖気づいて接客を押しつけ合っていると、どんな相手にも物怖じしない水町(山田杏奈)が何事もないかのように冷静に対応。意外にも男は普通に注文をするが、その直後、もう1人の目出し帽の男が店に乱入し、レジ係の志沢(萩原護)に拳銃を突きつけて「金を出せ」と脅し始める――。
【プロフィール】
水上恒司(みずかみ・こうし)
1999年5月12日生まれ。福岡県出身。主な出演作は、「MIU404」(TBS系)、「いとしのニーナ」(フジテレビ系)、大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)、連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK)、「怪物」(WOWOW)、映画「死刑にいたる病」(2022年)、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(2023年公開)、「九龍ジェネリックロマンス」(2025年公開)など。主演映画、「火喰鳥を、喰う」が公開中、「WIND BREAKER / ウィンドブレイカー」(2025年12月5日公開予定)の公開が控える。
X:@koshi_mizukami
Instagram:@koshi_mizukami_official
山田杏奈(やまだ・あんな)
2001年1月8日生まれ。埼玉県出身。主な出演作は、ドラマ「新米姉妹のふたりごはん」(テレ東)、「17才の帝国」(NHK)、「早朝始発の殺風景」(WOWOW)、「リラの花咲くけものみち」(NHK)、映画「山女」(2023年公開)、「ゴールデンカムイ」(2024年公開)、「正体」(2024年公開)ほか。映画「恋に至る病」(2025年10月24日公開予定)、「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」(2026年公開予定)、「NEW GROUP(2026年公開予定)など出演作が控える。
X:@anna0108yamada
Instagram:@anna_yamada_
<水上恒司様>
ヘアメイク:中村みつき( allure )
スタイリスト:藤長祥平/ Syohei Fujinaga
<山田杏奈様>
ヘアメイク:菅長ふみ
スタイリスト:渡邊薫
記事提供元:テレ東プラス
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