初共演で「気づかないうちに盗まれていたみたい」橋本将生(timelesz)×恒松祐里インタビュー:ひと夏の共犯者
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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最愛の推しは、殺人犯かもしれない…。推しアイドルとの同居から、ある殺人事件に巻き込まれ、幻の恋に堕ちていく逃避行ラブサスペンス、ドラマ24「ひと夏の共犯者」(毎週金曜深夜24時12分)主演・橋本将生さん(timelesz)、共演・恒松祐里さんにインタビュー!
【動画】橋本将生(timelesz)コメント動画公開
――橋本さんは、愛する推しのために自らを犠牲にして深みに堕ちていく主人公・岩井巧巳役、恒松さんは、純粋無垢なアイドル・片桐澪と、別人格の眞希という二重人格(解離性同一性障害)の役を演じます。それぞれ役柄をどのようにとらえていて演じていますか?
橋本「巧巳と僕は重なる部分が多いように思います。自分が決めたことに対して真っすぐに突き進む気持ちも共感できるので、役に愛着がわいて、作品の中で“巧巳”として生きられることを嬉しく思います。『巧巳ならどう考えるか』『巧巳ならどう行動するのか』を考えながら演じることが楽しくもあり、難しくもあります」
恒松「今回初めて二重人格の役に挑戦します。二重人格は幼少期に壮絶な辛い思いをした方になることが多いと伺ったので、丁寧に繊細に演じたいと思っています。一方で、深夜の30分ドラマでは、キャッチーでテンポよく分かりやすく見せるお芝居も大切なので、そのバランスを見極めながら演じています。
大変なのは、2人分の作業なので、役作りも、準備も、セリフ量も、撮影スケジュールも全てが2倍になることです。撮影スケジュールに“澪”の名前がなくて『明日は休みだ!』と思ったら、“眞希”の名前が…ということがよくあります(笑)」
橋本「恒松さんの2役はすごいんです。澪が夏祭りでいちご飴を食べるシーンでは、本当に人生で初めて食べたんじゃないかと錯覚するほどの無邪気さで、守ってあげたくなるなと感じました。一方、眞希はグイっと引き込まれる引力があります。澪の時とは空気が全然違って、クールさとヒリつく空気に僕も緊張して肩に力が入ります」

――お互いのお芝居に刺激を受けたり、相談したりすることはありますか?
橋本「僕は瞬きが多いので抑えるようにしながら、細かい目線の動きを意識しているんですが、恒松さんがお上手なので盗みながら日々勉強させていただいています」
恒松「気づかないうちに盗まれていたみたいです(笑)」
橋本「役作りの方法を教えていただきました」
恒松「巧巳は今までどんな人生を過ごしてきて現在の巧巳になってきたのか、何が好きで何が苦手なのか、星を好きになった理由は何だろう、など監督と話しながら役を深堀りするやり方があるよ、というのはお伝えさせていただきました。
橋本さんは、初めての連続ドラマで不安もあると思いますが、撮影に入る前の稽古で回を重ねるごとにお芝居が上手になっていくのがわかりました。吸収力や、監督からの指示への対応力の早さにも驚いています。現場で台本を開いているのを見たことがないのに、セリフを完璧に覚えているのがすごいなと思います」
橋本「撮影に入る前、菊池風磨くん(timelesz)から『現場で台本を開かないように』と言われたのでちゃんと守っています(笑)。現場で開いたことはないですが、お守りとして移動車の中には台本が置いてあります」
恒松「影の努力を感じますね」

――初共演ですが、お互いの印象は?
橋本「笑顔が素敵な方だなという印象です。お会いする前は“きっと元気な方なんだろう”と思っていましたが実際にお会いしたら…“すごく元気”でした(笑)」
恒松「それって、ほめられてますか?(笑)」
橋本「もちろんです!元気は大切ですから。現場を明るくしてくれて、空気が良くなるのでとても感謝しています。あと、意外に子供っぽいところもあります(笑)。現場にあった扇風機に向かって『あ~~~』と声を出しているのを見かけました(笑)」
恒松「それは声が宇宙人っぽくなりやすい扇風機だったので (笑)」
橋本「(笑)」
恒松「今回ご一緒すると聞いてタイプロ(timelesz project)を見ました。その中では感情表現が苦手な方という描かれ方だったので、まさに感情表現であるお芝居は大丈夫かな…と思っていたのですが、現場での橋本さんはとても柔軟に、程よい表現でお芝居をされていて素晴らしかったです。今後もお芝居のお仕事をされている姿を見たいと思いました」
橋本「ありがとうございます」
恒松「橋本さんはコミュニケーション力が高くて、誰にでも気さくに話しかけられる方で。私はあまり自分から話せないタイプなので、毎回会話を振っていただけて助かります」
橋本「よかったです。人と話すのが好きなんです。ありがたいことに今回初めて連ドラの主演をやらせていただけたので、たくさんの方とコミュニケーションをとるように心がけて、少しでも現場が明るくなればと思っています。何気ない会話からお芝居の参考になったりすることがあるかもしれないし、みなさんとお話するのが楽しいです」

今夜放送、ドラマ24「ひと夏の共犯者」(毎週金曜深夜24時12分)第1話は?
第1話
大学3年生の岩井巧巳(橋本将生)は、アイドルグループAMELのMIOこと片桐澪(恒松祐里)を推していた。しかし、人気ミュージシャン・海斗との熱愛報道を知り、ショックを受けた心の傷を癒やすために訪れた田舎で、偶然にも雨に濡れた傷だらけの澪と出会う。「しばらくここに置いてください」と懇願する澪を受け入れ、夢にまで見た推しのアイドルとの共同生活が始まる。
しかし、「熱愛報道のあった海斗が死亡した」というニュースが報じられ、「彼女は殺人犯かもしれない」という疑念が湧いてくる。信じたいのに、疑わずにいられない…。“幻の愛”に溺れた男が堕ちていく、危険で切ない逃避行ラブサスペンス開幕!
【プロフィール】
橋本将生(はしもと・まさき)
1999年10月17日生まれ。神奈川県出身。2025
年、timeleszの追加メンバーを決定するオーディション「timelesz project」(タイプロ)によりtimeleszに加入。本作が連続ドラマ初出演・初主演。
Instagram:@masaki.hasihimoto.1017
恒松祐里(つねまつ・ゆり)
1998 年10月9日生まれ。東京都出身。近年の出演作は、「全裸監督season2」(Netflix)、ドラマ「私の死体を探してださい」(テレ東)、「わたしの宝物」(フジテレビ系)、「ひとりでしにたい」(NHK)、「今際の国のアリス」シーズン2・シーズン3(Netflix)、「ガンニバル シーズン2」(Disney+Star)、映画「きさらぎ駅」(2022年公開)、「Gメン」(2023年公開)など多数。映画「消滅世界」(2025年11月28日公開予定)の公開を控える。
X:@Yuri_Tsunematsu
Instagram:@yuri_tune
(取材・文/伏見香織)
【動画】橋本将生(timelesz)コメント動画公開
橋本が現場で台本を開かない理由

――橋本さんは、愛する推しのために自らを犠牲にして深みに堕ちていく主人公・岩井巧巳役、恒松さんは、純粋無垢なアイドル・片桐澪と、別人格の眞希という二重人格(解離性同一性障害)の役を演じます。それぞれ役柄をどのようにとらえていて演じていますか?
橋本「巧巳と僕は重なる部分が多いように思います。自分が決めたことに対して真っすぐに突き進む気持ちも共感できるので、役に愛着がわいて、作品の中で“巧巳”として生きられることを嬉しく思います。『巧巳ならどう考えるか』『巧巳ならどう行動するのか』を考えながら演じることが楽しくもあり、難しくもあります」
恒松「今回初めて二重人格の役に挑戦します。二重人格は幼少期に壮絶な辛い思いをした方になることが多いと伺ったので、丁寧に繊細に演じたいと思っています。一方で、深夜の30分ドラマでは、キャッチーでテンポよく分かりやすく見せるお芝居も大切なので、そのバランスを見極めながら演じています。
大変なのは、2人分の作業なので、役作りも、準備も、セリフ量も、撮影スケジュールも全てが2倍になることです。撮影スケジュールに“澪”の名前がなくて『明日は休みだ!』と思ったら、“眞希”の名前が…ということがよくあります(笑)」
橋本「恒松さんの2役はすごいんです。澪が夏祭りでいちご飴を食べるシーンでは、本当に人生で初めて食べたんじゃないかと錯覚するほどの無邪気さで、守ってあげたくなるなと感じました。一方、眞希はグイっと引き込まれる引力があります。澪の時とは空気が全然違って、クールさとヒリつく空気に僕も緊張して肩に力が入ります」

――お互いのお芝居に刺激を受けたり、相談したりすることはありますか?
橋本「僕は瞬きが多いので抑えるようにしながら、細かい目線の動きを意識しているんですが、恒松さんがお上手なので盗みながら日々勉強させていただいています」
恒松「気づかないうちに盗まれていたみたいです(笑)」
橋本「役作りの方法を教えていただきました」
恒松「巧巳は今までどんな人生を過ごしてきて現在の巧巳になってきたのか、何が好きで何が苦手なのか、星を好きになった理由は何だろう、など監督と話しながら役を深堀りするやり方があるよ、というのはお伝えさせていただきました。
橋本さんは、初めての連続ドラマで不安もあると思いますが、撮影に入る前の稽古で回を重ねるごとにお芝居が上手になっていくのがわかりました。吸収力や、監督からの指示への対応力の早さにも驚いています。現場で台本を開いているのを見たことがないのに、セリフを完璧に覚えているのがすごいなと思います」
橋本「撮影に入る前、菊池風磨くん(timelesz)から『現場で台本を開かないように』と言われたのでちゃんと守っています(笑)。現場で開いたことはないですが、お守りとして移動車の中には台本が置いてあります」
恒松「影の努力を感じますね」

――初共演ですが、お互いの印象は?
橋本「笑顔が素敵な方だなという印象です。お会いする前は“きっと元気な方なんだろう”と思っていましたが実際にお会いしたら…“すごく元気”でした(笑)」
恒松「それって、ほめられてますか?(笑)」
橋本「もちろんです!元気は大切ですから。現場を明るくしてくれて、空気が良くなるのでとても感謝しています。あと、意外に子供っぽいところもあります(笑)。現場にあった扇風機に向かって『あ~~~』と声を出しているのを見かけました(笑)」
恒松「それは声が宇宙人っぽくなりやすい扇風機だったので (笑)」
橋本「(笑)」
恒松「今回ご一緒すると聞いてタイプロ(timelesz project)を見ました。その中では感情表現が苦手な方という描かれ方だったので、まさに感情表現であるお芝居は大丈夫かな…と思っていたのですが、現場での橋本さんはとても柔軟に、程よい表現でお芝居をされていて素晴らしかったです。今後もお芝居のお仕事をされている姿を見たいと思いました」
橋本「ありがとうございます」
恒松「橋本さんはコミュニケーション力が高くて、誰にでも気さくに話しかけられる方で。私はあまり自分から話せないタイプなので、毎回会話を振っていただけて助かります」
橋本「よかったです。人と話すのが好きなんです。ありがたいことに今回初めて連ドラの主演をやらせていただけたので、たくさんの方とコミュニケーションをとるように心がけて、少しでも現場が明るくなればと思っています。何気ない会話からお芝居の参考になったりすることがあるかもしれないし、みなさんとお話するのが楽しいです」

今夜放送、ドラマ24「ひと夏の共犯者」(毎週金曜深夜24時12分)第1話は?
第1話
大学3年生の岩井巧巳(橋本将生)は、アイドルグループAMELのMIOこと片桐澪(恒松祐里)を推していた。しかし、人気ミュージシャン・海斗との熱愛報道を知り、ショックを受けた心の傷を癒やすために訪れた田舎で、偶然にも雨に濡れた傷だらけの澪と出会う。「しばらくここに置いてください」と懇願する澪を受け入れ、夢にまで見た推しのアイドルとの共同生活が始まる。
しかし、「熱愛報道のあった海斗が死亡した」というニュースが報じられ、「彼女は殺人犯かもしれない」という疑念が湧いてくる。信じたいのに、疑わずにいられない…。“幻の愛”に溺れた男が堕ちていく、危険で切ない逃避行ラブサスペンス開幕!
【プロフィール】
橋本将生(はしもと・まさき)
1999年10月17日生まれ。神奈川県出身。2025
年、timeleszの追加メンバーを決定するオーディション「timelesz project」(タイプロ)によりtimeleszに加入。本作が連続ドラマ初出演・初主演。
Instagram:@masaki.hasihimoto.1017
恒松祐里(つねまつ・ゆり)
1998 年10月9日生まれ。東京都出身。近年の出演作は、「全裸監督season2」(Netflix)、ドラマ「私の死体を探してださい」(テレ東)、「わたしの宝物」(フジテレビ系)、「ひとりでしにたい」(NHK)、「今際の国のアリス」シーズン2・シーズン3(Netflix)、「ガンニバル シーズン2」(Disney+Star)、映画「きさらぎ駅」(2022年公開)、「Gメン」(2023年公開)など多数。映画「消滅世界」(2025年11月28日公開予定)の公開を控える。
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(取材・文/伏見香織)
記事提供元:テレ東プラス
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