YouTuberコウイチ、長編映画『とれ！』で脚本・監督に挑戦　KADOKAWA配給で全国公開へ

人気YouTuberの「コウイチ」（登録者数88万人）は3日、自ら脚本と監督を務めた初の長編映画『とれ！』が2026年1月16日から全国公開されることを発表しました。

コウイチ、長編映画『とれ！』で脚本・監督に挑戦

コウイチは1996年生まれ、北海道出身のクリエイターで、YouTubeチャンネル「kouichitv」を拠点に活動しています。シュールな独特の世界観の短編コメディで人気を獲得し、大学在学中の2017年には短編映画『最悪な1日』では札幌国際短編映画祭で特別賞を受賞。2021年にYouTubeに投稿した短編映画『消えない』はYouTubeで約470万回再生されています。

『とれ！』は青春ホラーを題材に、高校生の美咲（中島瑠菜）と親友の皐月（まいきち）が動画投稿をきっかけに不可解な現象へと巻き込まれていく物語です。SNS時代の若者文化を背景に、霊的な存在との遭遇が描かれる作品で、和田雅成、宮地真緒、奥菜恵ら実力派俳優も出演し、本格的な布陣で制作されています。

コウイチは「ヤラセの心霊映像で進学費用を稼ごうとする高校生がマジの超常現象に巻き込まれていく話です。お楽しみに！」と宣伝しています。

配給はKADOKAWA。YouTuberが大手映画会社の配給で商業映画の長編に挑むのは異例です。

Xの告知ポストには、「ついに長編映画！？全身の血液が沸騰する」「めっちゃおもろそうやん？」「これほんとに観たい！！」とファンからの興奮の声が多く寄せられています。

【お知らせ】
監督脚本を担当した初の長編映画『とれ！』が
2026年1月16日(金)に全国劇場公開します！

ヤラセの心霊映像で進学費用を稼ごうとする高校生がマジの超常現象に巻き込まれていく話です。お楽しみに！#映画とれ pic.twitter.com/KTHDk5kzna

— コウイチ (@ko1529) October 3, 2025