水上恒司が手応え!新ドラマ「シナントロープ」会見で影山優佳の“天才脳”が炸裂!
▲写真右から、高橋侃、鳴海唯、坂東龍汰、山田杏奈、水上恒司、影山優佳、望月歩、萩原護
10 月 6 日(月)夜 11 時06 分にスタートするドラマプレミア23「シナントロープ」の記者会見が行われ、主演の水上恒司をはじめ、山田杏奈、坂東龍汰、影山優佳、望月歩、鳴海唯、萩原護、高橋侃が登壇。作品の見どころを語った。
街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」を舞台に、複雑に絡み合う人間模様の中で謎が謎を呼ぶ男女8人の青春群像ミステリー。人気アニメ「オッドタクシー」で知られる此元和津也が原作・脚本を務める。
水上は「自信を持って面白いと思える作品に携わることができて、幸せな気持ち」と笑顔を見せ、「今、世の中にある青春作品、群像劇と言われるものとはまた全然違う、新しいカテゴライズができるような青春群像劇になっていると思う」と手応えを語った。
撮影前はハンバーガー調理の練習もしたそうで、坂東は「まもちゃん(萩原)が全然やらないんだよね?」と暴露。水上が「あれはやりたくなかったの?」と聞くと、萩原は「演じる志沢がレジ担当で。見学はしようかなと思って……」と確信犯だったことを明かして笑わせた。
撮影は猛暑の夏に行われ、山田は「バックヤードがすごく暑くて。最終的にはバックヤードの隣にある業務用の冷凍庫で涼みました(笑)」と述懐。坂東は「みんな“半凍り”で撮影していました」と話し、笑いを誘った。
会見では、キャスト同士のイメージ調査を実施。“この中で神童・天才だと思う人は?”との問いには影山に多くの手があがり、「シンプルに天才!」と坂東。
その理由について「サッカーの試合を同時に3画面で見ても理解できるって……ありえなくないですか!?」と語ると、影山は「写真記憶。目が2つあるから」とサラリ。
その後も「右目と左目と、あとは(左右で)共有している部分の3つ」と飄々と語る姿に、水上は「カメレオンみたいに!?」と驚きを隠せない様子だった。
そんな影山は、同じ質問に「坂東」と回答。「私たちに委ねられている部分がすごく大きい作品の中で、アイデアが尽きない。『A案もB案もC案もあります、どれでもできます』というところが頼もしかった」と演技の幅を絶賛。
水上は「AもBもCもやろう。そうしたら、DもEもやろうって」と坂東との撮影を振り返り、「それも許容できる『シナントロープ』の余裕さ、パワーがあった」と続けた。
“ギャップのあるメンバーは?”との質問には、山田が水上を指名。「すごく熱い男」と表現し、水上は「体温的にもね」と照れ笑い。坂東は「昭和って感じ」と付け加え、終始和気あいあい。
また“現場のムードメーカー”は、満場一致で坂東に決定。鳴海は「落ち着いた部分ももちろんあるけど、やっぱり現場で盛り上げようとする気概が誰よりもある」といい、萩原も「坂東さんが来ると現場が明るくなる」と共感した。
そんな坂東とプライベートでも友人で、劇中の役同士も仲のいい設定だという高橋は「(坂東演じる)キバタンがかき乱してくる。僕のキャラがぐちゃぐちゃになっちゃって……」とまさかのクレーム!?
「俺のせいみたいに言うなよ!」と不満げな坂東だが、水上から「プランを出しすぎなんだよ!」とすぐさまツッコまれていた。
会見では、原作・脚本の此元和津也からサプライズの手紙も。キャストそれぞれへの思いが丁寧に綴られた内容に、水上は「感無量です。すごく脚本のパワーを感じて、『あとは俳優部、お前ら次第だぞ』と言われているような気がした」とオファーを受けた際の心境を明かし、「もうすぐクランクアップを迎えますが、今の手紙を聞いて、どんな作品になるのか僕も楽しみになった」と声を弾ませた。
ここで、9月28日に25歳の誕生日を迎えた望月を祝う巨大バースデーケーキが登場!
水上から「あると思ってた?」と聞かれた望月は、「最初だと思っていたから……(もうないと思った)」と本音を吐露。「寂しかった?」という坂東に、「寂しかった」と笑みをこぼした。
最後に水上は「僕の個人的な思いではありますが、きっと僕を含め、この8人はこれからいろいろなものを担う役者にならなくてはいけない才能、人間性、素質を持っていると思う。そんな方々と切磋琢磨しながら群像劇をつくれたことが何よりの財産。座長として幸せに思っております」とコメント。
「個人的に、自信を持って『面白い作品になっている』と表現することが今までなかなかできなかったので、そういう言葉が出てくることがうれしい」と溢れる思いを口にし、会見を締めくくった。
(撮影・取材・文/nakamura omame)
記事提供元:テレ東プラス
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