"日本一のサークル美女"に輝いた東条澪(とうじょう・れん)が初の単独グラビアを披露!「写真だとクールに見られがちですが、意外と落ち着きがなくて子供っぽいんです」
デジタル写真集を刊行した東条澪
MISS CIRCLE CONTEST 2024でグランプリに輝き、「Zipper」の専属モデルやアイドルグループ・AND CaaaLL(アンドコール)のメンバーとしても活動中の東条澪(とうじょう・れん)が、9月15日に初の単独デジタル写真集『Blossom』を発売した。"サークルのマドンナとのデート"をテーマに撮影された同作は、「週プレ グラジャパ!」で購入すると、彼女感たっぷりのデート動画も楽しめる内容となっている。
日本一のサークル美女に選ばれた彼女の素顔に迫るべく、撮影の思い出から活動遍歴まで、たっぷりインタビュー。真面目すぎるエピソードが続出したかと思えば、意外と〇〇〇な一面も......!?
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■初めて見せた大人な姿――デジタル写真集『Blossom』は、東条さんにとって初となる単独の撮り下ろしグラビアをまとめたデジタル写真集です。
東条 これまでも何度かグラビアのお仕事をさせていただく機会はありましたが、私ひとりの現場は今回が初めて。緊張しました。スタッフさんたちが色々と準備して現場を作ってくださったことが、スゴく嬉しかったです。複数人ならまだしも、今回は私ひとりしかいないのに......って。
――ひとりでも複数でも、スタッフの気合いは変わらないですよ! MISS CIRCLE CONTEST 2024でグランプリを獲得されたことに絡めて「サークルのマドンナとデート」をテーマに撮影されたそうですね。
東条 はい。でも、ファンの方からは「幼稚園児みたい」と言われました(笑)。
――幼稚園児?
東条 桜の枝を触ろうとジャンプしたり、ジャングルジムに登ったり。「大学生のデートで、そんなことしないでしょ!」って。特典の動画もあわせて、特に外のシーンが無邪気すぎたみたいです(笑)。
――そう言われて見ると確かに(笑)。でも東条さんが幼いというより、カメラマンの指示じゃないんですか?
東条 そうなんですけど、私も年齢のわりに落ち着きがないというか。子供っぽいところがあるので......。
――写真で見るとクールな印象があったので、ちょっと意外です。
東条 笑顔よりもキリッとした表情のほうがカメラマンさんやファンの方から好評なんです。笑うと目が無くなるんですよ。一本線になっちゃう(笑)。だから写真に撮られるときは、意識的に表情を作っているところがあります。実際は、よく笑うほうだと思うんですけど。
――確かに。今もずっとニコニコされていますね(笑)。
東条 そうそう! そうなんですよ~! 普段の私を知っている人が今回のデジタル写真集を見たら、そのギャップに驚くかもしれません。冒頭の公園でのシーンは私らしくはっちゃけた雰囲気が出ているけど、後半になるにつれて、どんどん大人っぽい姿を見せていますから。
――元気な姿から大人な姿まで。幅を見せられた一冊になったというわけですね。
東条 はい。特にボルドーの水着は新鮮でした。これまでのグラビア撮影では、ピンクや水色など、明るい色味のビキニを着ることが多かったんです。新しい自分を見せられた気がします。是非、デジタル写真集を買ってチェックしてもらいたいですね!
――改めて、東条さんが普段どんな活動をされているのかをお聞きできればと思います。まずMISS CIRCLE CONTEST 2024を受けた理由から教えてください。
東条 私にとって大学生活は、言い換えれば芸能活動をセーブしていた時期でもあります。演劇系の学部に通っていたので、自主制作舞台の実習課題が多く、とにかく忙しかったんです。高校時代はアイドル活動をしていたので、そのまま続けたかったのですが、両立が難しいという理由で断念。とはいえ大学時代にも、舞台やドラマのほか、レースアンバサダーや「Zipper」専属モデルなど、ジャンルレスに色んなお仕事を経験させていただきました。卒業を控え、表に出る活動を増やしたいと思い友達に相談したところ、教えてもらったのがMISS CIRCLE CONTEST 2024だったんです。
――大学卒業後、芸能活動に本腰を入れるために挑戦したコンテストだったと。見事、グランプリを獲得されました。
東条 人生で初めて賞をいただきました。何より嬉しいのは、一生モノの肩書きが出来たこと。これまでは一言で自分の活動を説明するのが難しかったのですが、これからは「ミスサー(MISS CIRCLE CONTEST 2024)のグランプリです」と、堂々と言えます! 大きな自信になりました。今回の撮り下ろしも、グランプリだからいただけたチャンスだと思っています。今後の活動にも活かしていきたいです。
――色んな活動をされているのは分かりましたが、そもそも、芸能活動はいつ頃から?
東条 3歳からです。物心ついた頃にはキッズモデルとしてお仕事をしていました。
――そんなに早くから!
東条 当時は全然お仕事が好きじゃなかったです(笑)。撮影でニコニコしなきゃいけないのも、現場でいい子に振る舞わなきゃいけないのも、何だか居心地が悪くて。
――まぁ、まだ子供ですからね。
東条 結局モチベーションが続かず、中学にあがるタイミングで活動を辞めてしまいました。でも、離れると途端にお仕事が恋しくなったんですよね。当時、撮影で一緒になったコたちが続けているのを見ては「辞めなければ良かった」と少し後悔もしました。そうした中で、高校1年生の時に今の事務所からスカウトしていただき、再び芸能活動を始めることになりました。もう一度頑張らせてもらえることが嬉しくて、それからは「何でも挑戦したい」という気持ちでお仕事に臨んでいます。すっかり心変わりしましたね。
――ジャンルレスに色んなお仕事をされているのは、キッズモデル時代の後悔が関係しているんでしょうか。
東条 それもありますし、どのお仕事が自分にハマるか、やってみないと分からないじゃないですか。何にでも興味を持てるタイプなので、いただいたお仕事は基本的に受けるようにしています。いちばんの夢は、やっぱり舞台です。大学で学んだことも活かして、ゆくゆくは『セーラームーン』や『鬼滅の刃』など、人気作の2.5次元舞台に出られるような役者になりたいと思っています!
――楽しみです。現在は豊田ルナさんらが在籍するアイドルグループ・AND CaaaLLのメンバーとしても活動中なのだとか。
東条 8月30日に追加メンバーとしてお披露目ライブをしたばかりですが、今はアイドル活動がメインです。まだ私がアイドル活動をしていることを知らない方も多いと思うので、SNSでたくさん発信して、たくさんの方に見つけてもらえるように頑張りたいです。目標は、来年の夏フェス全制覇です!
――お仕事についてはたっぷり聞かせてもらったので、最後はプライベートの話を聞かせてください。お休みの日は、何をして過ごしているんですか?
東条 舞台関係の友達が多いので、舞台を観に行くことが多いですね。あと映画を観るのも好きです。先日、早速『8番出口』を観に行きました。少し前の作品になりますが、『ウィキッド ふたりの魔女』はどハマりして3回も観に行っちゃいました。
――プライベートでも"お芝居"なんですね。仕事を忘れて、パーっと遊んだりしないんですか?
東条 友達と遊ぶ時は、食事してカフェに行くことが多いです。テーマパークが好きなので、ディズニーやユニバにもよく行きますが、アトラクションに乗るよりもパレードやショーを楽しむことが多いですね。思い返せば学生時代も、友達と遊ぶより習い事が好きでした。
――習い事というと?
東条 3歳から高校1年生までクラシックバレエを習っていました。他にも、塾や英会話、書道、ヨガ、水泳、体操、ヒップホップダンス、ジャズダンス......と、色々習わせてもらっていましたね。習い事がない日はなかったです。どれも楽しかったなぁ。高校は進学校だったので、毎日7限まで授業があって、土曜日も学校でした。日曜日も、毎週月曜日の小テストに向けて勉強していた記憶があります。
――優等生すぎます! 息抜きは?
東条 習い事が勉強の息抜きになっていました。高校時代はチアダンス部での活動が楽しかったですね。本当はダンス部に入りたかったのですが、チアダンス部しかない学校だったんです。2年生の時には全国大会のステージに立って、3年生では部長も務めました。家に帰っても、YouTubeで過去の他校のステージ映像を見て勉強するなど、かなり熱心に取り組んでいたんですよ。ただ、最後の年はコロナ禍で全国大会の開催自体がなくなり、引退公演も出来ないまま終わってしまいました。それだけは今もスゴく心残りです。
――もう一度言います。優等生すぎます!! よく「真面目だね」って言われません?
東条 言われます(笑)。でも高校時代は「学校行事に割く時間があるのなら、英単語帳を呼んでひとつでも多くの単語を覚えなきゃ」って人がほとんどだったので、部活動に熱中している私は、不真面目なほうだったんですよ。しかも「演劇の大学に行きたい」なんて言うものだから、先生たちも頭を抱えちゃって。担任の先生だけは応援してくれたんですけどね。
――それにしても、かなりの頑張り屋さんだと思います。
東条 私、あまり要領が良くないタイプなんです。人より努力しないと結果に繋がらない。勉強でもそうだし、芸能活動でも同じような手応えを感じています。何をやっても一番になれた試しがない。だから、初挑戦のミスサーでグランプリを獲れたのが自分でもビックリなんです。どれも楽しみながら取り組んできたことなので、頑張ることも苦じゃなかったですけどね。
――素晴らしいです。いくら「楽しい」と言っても、東条さんのように頑張り続けられる人はなかなかいないと思いますよ。逆に、投げ出してしまったことなんてあったりします......?
東条 ありますよ! 水泳はクロールが壊滅的に出来なくて、すぐ辞めてしまいました。あと料理も苦手です。やりたくない!
――料理はどうして苦手なんです?
東条 即席ラーメンすら、上手に作れないんです。絶対に麺がのびてしまうんですよ。沸騰させてから麺を入れるべきところ、面倒くさがって、すぐ湯掻き始めちゃうのがよくないんですけど......。ママに「まずい! あり得ない!」と言われてショックでした。私は全然気にならないんだけどなー。
――意外とズボラなところがあるんですね。もしかして、お部屋の片付けも苦手?
東条 どうして分かるんですか!? まさに部屋の片付けは大の苦手です。今も部屋中に洋服が散乱しています。畳んで収納する意味が分からないんですよね。その辺に置いておけば、次に着る時にパッと取り出せて便利じゃないですか。
――今回のデジタル写真集のような、お家デート的な雰囲気はない(笑)。
東条 全然です。お恥ずかしながら、人様をあげられるような部屋じゃないです!
●東条澪(とうじょう・れん)
2002年 11月 22日生まれ 埼玉県出身 身長156cm
◯「Zipper」専属モデル。日本一のサークル美女を決めるミスコンテスト 「MISS CIRCLE CONTEST 2024」グランプリ受賞。現在は、アイドルグループ・AND CaaaLLのメンバーとしても活動中。
取材・文/とり 撮影/佐藤佑一
記事提供元:週プレNEWS
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