「桐島、部活やめるってよ」はタイトルじゃなかった!?著者・朝井リョウが明かす真相:あちこちオードリー
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「あちこちオードリー」(毎週水曜夜11時6分)9月24日(水)の放送は、「おしゃべり大好きな直木賞作家」小説家・西加奈子、朝井リョウがご来店。直木賞作家の本音が明らかに!
【動画】「桐島、部活やめるってよ」はタイトルじゃなかった!?著者・朝井リョウが明かす真相

西加奈子は、2015年「サラバ!」で直木賞を受賞。さらに明石家さんま企画・プロデュースで著書「漁港の肉子ちゃん」が劇場アニメにもなった。朝井リョウは、大学2年生の時に「桐島、部活辞やるってよ」で小説家デビュー。2013年「何者」により、23歳の若さで直木賞作家となった。

実は、2人と若林は15年来の付き合い。かつては居酒屋で朝まで語り明かしていたそうで、若林も「食事会で俺よりしゃべるから」という“おしゃべり好き”。
2013年は、西が初めて直木賞候補になった年だったが、10歳以上年下の朝井が受賞し、「悔しくて!歯茎から血ぃ出るかと思うくらい」と西。一方、朝井も、作家・林真理子が選評で「西さんのことしか書いてなかったことが悔しかった」と本音を明かす。
そんな人気作家2人が小説家になったきっかけとは?
何かしらの“新人賞”受賞により作家デビューが多い中、西は出版社への持ち込みがきっかけ。25〜26歳の頃に初めて小説を書いたが、当時はインターネットもなく本にする方法がわからなかったため出版社に電話をかけることに。

ところが、文芸誌と勘違いし、「新潮45」(中高年向けの健康情報やノンフィクションを扱う月刊誌)に電話。「小説を書いたんですけど、読んでほしい」と伝えたところ、「私たちの雑誌読んだことありますか!」と怒られ、「むっちゃ心折れて」と振り返る。
その後、知り合いの音楽雑誌編集者に相談したところ、ベストセラー小説「世界の中心で、愛をさけぶ」を手がけた編集者を紹介され、小説家の道を歩むことに。以来、その編集者とタッグを組み続け、直木賞を受賞した「サラバ!」も共に生み出した。

朝井は、大学在学中の2009年、後に映画化もされた「桐島、部活やめるってよ」で「第22回 小説すばる新人賞」を受賞しデビュー。卒業後は一般企業に就職し、3年間は兼業作家として活動していた。その理由は、"作家になる"という夢が想定より早く叶ってしまたため、「そうじゃない人生が通常通り流れているので、そっちの流れもちゃんとキープしたかった」のだと明かす。

デビュー作「桐島、部活やめるってよ」というインパクトあるタイトルは、あまりにも有名だが、実はもともとタイトルではなかったそう。

主人公がバラバラの「連作短編」(いくつかの短編小説をつなげて一つの大きな物語に仕立てる形式)だったため、全体のタイトルが決まっていなかった。
投稿の締め切りが迫る中、追い詰められた朝井は、あるアイデアを思いつく。冒頭のセリフ「桐島、部活やめるってよ」「え、ガチで?」の間を1行開け、トルとして成立させたのだ。

タイトルが有名になった影響は思わぬところにも。“桐島”という苗字の人から「スゴく部活がやめづらい」と苦情が来ると明かし、一同爆笑!
また、“ゾーン”に入りスラスラ書ける瞬間の話も。ゾーンに入ると脳が興奮して腸が活発に動き、お腹を壊してしまうそう。

逆に全く書けない日もあり、そんな時は「どうでもいいこの話」(朝井)、「嘘やし」(西)と思ってしまうとぶっちゃける2人に、春日が「それ言っちゃったらおしまい」と突っ込み、一同爆笑!

この他、幼少期から作文の天才だった朝井は、中学時代、答辞を書きたいがためだけに“嘘の公約”で生徒会長になったという話も。番組恒例「反省ノート」では、4年前にガンの宣告を受けた西がたどり着いた人生の答えを、“作家同士の推薦コメントは馴れ合い”と「心底軽蔑していた」という朝井は心境の変化を。「TVer」、「ネットもテレ東」で無料配信中! お気に入り登録もお忘れなく!
【動画】「桐島、部活やめるってよ」はタイトルじゃなかった!?著者・朝井リョウが明かす真相
若林と15年来の付き合いの直木賞作家

西加奈子は、2015年「サラバ!」で直木賞を受賞。さらに明石家さんま企画・プロデュースで著書「漁港の肉子ちゃん」が劇場アニメにもなった。朝井リョウは、大学2年生の時に「桐島、部活辞やるってよ」で小説家デビュー。2013年「何者」により、23歳の若さで直木賞作家となった。

実は、2人と若林は15年来の付き合い。かつては居酒屋で朝まで語り明かしていたそうで、若林も「食事会で俺よりしゃべるから」という“おしゃべり好き”。
2013年は、西が初めて直木賞候補になった年だったが、10歳以上年下の朝井が受賞し、「悔しくて!歯茎から血ぃ出るかと思うくらい」と西。一方、朝井も、作家・林真理子が選評で「西さんのことしか書いてなかったことが悔しかった」と本音を明かす。
そんな人気作家2人が小説家になったきっかけとは?
何かしらの“新人賞”受賞により作家デビューが多い中、西は出版社への持ち込みがきっかけ。25〜26歳の頃に初めて小説を書いたが、当時はインターネットもなく本にする方法がわからなかったため出版社に電話をかけることに。

ところが、文芸誌と勘違いし、「新潮45」(中高年向けの健康情報やノンフィクションを扱う月刊誌)に電話。「小説を書いたんですけど、読んでほしい」と伝えたところ、「私たちの雑誌読んだことありますか!」と怒られ、「むっちゃ心折れて」と振り返る。
その後、知り合いの音楽雑誌編集者に相談したところ、ベストセラー小説「世界の中心で、愛をさけぶ」を手がけた編集者を紹介され、小説家の道を歩むことに。以来、その編集者とタッグを組み続け、直木賞を受賞した「サラバ!」も共に生み出した。

朝井は、大学在学中の2009年、後に映画化もされた「桐島、部活やめるってよ」で「第22回 小説すばる新人賞」を受賞しデビュー。卒業後は一般企業に就職し、3年間は兼業作家として活動していた。その理由は、"作家になる"という夢が想定より早く叶ってしまたため、「そうじゃない人生が通常通り流れているので、そっちの流れもちゃんとキープしたかった」のだと明かす。

デビュー作「桐島、部活やめるってよ」というインパクトあるタイトルは、あまりにも有名だが、実はもともとタイトルではなかったそう。

主人公がバラバラの「連作短編」(いくつかの短編小説をつなげて一つの大きな物語に仕立てる形式)だったため、全体のタイトルが決まっていなかった。
投稿の締め切りが迫る中、追い詰められた朝井は、あるアイデアを思いつく。冒頭のセリフ「桐島、部活やめるってよ」「え、ガチで?」の間を1行開け、トルとして成立させたのだ。

タイトルが有名になった影響は思わぬところにも。“桐島”という苗字の人から「スゴく部活がやめづらい」と苦情が来ると明かし、一同爆笑!
また、“ゾーン”に入りスラスラ書ける瞬間の話も。ゾーンに入ると脳が興奮して腸が活発に動き、お腹を壊してしまうそう。

逆に全く書けない日もあり、そんな時は「どうでもいいこの話」(朝井)、「嘘やし」(西)と思ってしまうとぶっちゃける2人に、春日が「それ言っちゃったらおしまい」と突っ込み、一同爆笑!

この他、幼少期から作文の天才だった朝井は、中学時代、答辞を書きたいがためだけに“嘘の公約”で生徒会長になったという話も。番組恒例「反省ノート」では、4年前にガンの宣告を受けた西がたどり着いた人生の答えを、“作家同士の推薦コメントは馴れ合い”と「心底軽蔑していた」という朝井は心境の変化を。「TVer」、「ネットもテレ東」で無料配信中! お気に入り登録もお忘れなく!
記事提供元:テレ東プラス
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