第2回リランキング今週実施! 安全圏にいるのは? ボーダーラインにはシード経験者がずらり【女子リランキング動向】
国内女子ツアーは、非シード選手を対象に、シーズン中に優先出場順位を並び替える『リランキング制度』を導入している。すでに6月の「ニチレイレディス」後に第1回が実施。現在、行われている大会はその順位を基に出場権が与えられている。
そして第2回は、今週開催の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(宮城・利府ゴルフ倶楽部)の大会後に行われる。この結果により、終盤戦の出場試合数が左右されるため、突破したいところ。フル出場できる目安は上位30~35位以内とみられる。
先週の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」はシード選手や今季優勝者、すでに第2回リランキング突破が確実な選手たちが上位を固めた。そのなかで、6位で終えた吉本ここねが55ptを獲得して29位→26位に浮上。さらに7位タイだった上野菜々子は41.42ptを上乗せして25位→21位と、終盤戦出場権を盤石なものにした。
同じく7位だった小滝水音は35位→31位と微アップに成功。終盤戦への出場権へ大きく前進した。
ボーダーライン上をみると、34位に山路晶、35位に権藤可恋、37位に仲宗根澄香、さらに38位には通算2勝の金田久美子と、元シード選手、優勝経験者が名を連ねる。実力者たちもリランキング前ラストマッチでの逆転を目指していく。
昨年の第2回リランキングでのボーダーライン(30位)は仲村果乃の151.63ptだった。1試合を残した現時点での30位は高木優奈の170.16ptで、昨年のポイント数を上回っている。シード獲得ラインのポイントも上がっているだけに、まずはリランキングを突破して多くの試合に出場し、より多くのポイントを稼ぐことが大事になる。
なお対象選手では、工藤遥加、菅沼菜々、稲垣那奈子、髙野愛姫、ルーキーの入谷響と荒木優奈がツアー優勝を果たし、来年末までの出場権を確保しているため“リランキング卒業者”となっている。
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