池田匡志“奏”、一歩踏み出して堀夏喜“真城”と体も心も結ばれる姿が尊い<雨上がりの僕らについて>

奏(池田匡志)に覆いかぶさる真城(堀夏喜)
池田匡志×堀夏喜(FANTASTICS)W主演のドラマNEXT「雨上がりの僕らについて」の第7話~第9話がLeminoで配信中。ついに奏(池田)と真城(堀)が体も心も結ばれる姿が描かれ、尊くて胸いっぱいになった。X(旧Twitter)でも、「やばい、やばい言葉失った」「死んでしまいそうです、愛おしさで」といったコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)
6年ぶりに再会した不器用な2人の恋模様を描く
らくたしょうこが手がける同名漫画を原作とした同ドラマは、6年の時を経て再会したネガティブピュアボーイと押し強めな天然男子が織りなすボーイズラブ。学生時代の苦い思い出から同性愛者であることを隠し、恋に臆病になっている奏振一郎(池田)は、偶然入った喫茶店で高校時代の親友で片思いの相手・真城洸輔(堀)と再会。6年ぶりの再会をきっかけに2人が過去と向き合い、自分自身を見つめ直しながら前に進んでいく姿を描く。
奏に思いを寄せる同僚・藍沢すみれ役を渡邉美穂が、同じく奏の同僚で良き相談相手となる先輩・金森彩役を山田真歩が、奏と真城が再会するきっかけとなる喫茶店のマスター役を高杉亘が、真城の母・真城美都子役を霧島れいかが務める。

すみれ役の渡邉美穂と金森役の山田真歩
“もう恋はしない”と決めていた奏は高校時代の想い人・真城と再会する
出版社の営業として働く奏振一郎は、学生時代の苦い思い出から同性愛者であることを隠し“もう恋はしない”と決めていた。ある日、同僚のすみれに告白されるが、奏は「彼女がいるから」と常套句で断りを告げる。
そんな中、雨が降る帰宅途中に偶然見つけた猫をきっかけに入った喫茶店で、奏は1人の男性に目が奪われる。その男性は高校時代の親友であり、かつて“特別”な想いを寄せていた真城洸輔だった。再会してから積極的に連絡してくる真城に対して、奏は「もうお前のこと好きになりたくない」と拒絶しようとする。しかし、真城は「俺もお前のこと好きだから」と奏の気持ちに応える。

笑顔で一緒に料理する奏(池田匡志)と真城(堀夏喜)
美都子「これは家族の問題なんで、あなたが帰ってください」
初めてのおうちデートを楽しむ2人だったが、母・美都子の話題を避ける真城の態度に、奏はどこか壁を感じていた。さらに、いつもと違った表情の真城から突然キスを迫られて、怖くなった奏は真城のキスを拒否してしまう。
失敗したかもしれないと不安になった奏は、会社ですみれと金森に相談し、今度は奏から行動を起こすようにアドバイスされる。
そんなとき、真城と奏がデートしていると、突然、美都子が現れる。「どうしたの?」と真城が尋ねると「どうしたのってことないでしょう。母親として洸輔の住んでるとこちゃんと見ておこうと思って」と美都子は答える。
さらに東京で一緒に住む話やこれから3人ででかけようとなどと勝手に言い出す美都子。真城が「邪魔…しないで」と言うと、美都子は憤慨して真城を責め立てる。奏が間に入ろうとすると「これは家族の問題なんで、あなたが帰ってください」と美都子に言われてしまう。
奏が何も言えないでいると真城が俯いたまま奏の服の裾をギュッとつかみ、奏は驚いて真城の顔を見てから、美都子に「あの、とりあえず…すみません!」と言って、真城を引っ張って連れて帰る。

母・美都子(霧島れいか)が真城(堀夏喜)のもとに現れる
ついに心も体も結ばれる奏と真城
家に帰ると、奏は自分から離れることはないと伝え、真城も奏のことがずっと好きだと告げる。見つめ合う2人はゆっくりと距離を近づけてキスをし、真城は奏をベッドに寝かせたものの、「そういや腹減ったな」と言い出す。奏は自分が勇気を出さないと前に進めないと思い、「今日は帰らなくてもいいですか…?」と聞き、真城はゴクリとつばを飲んで「うん」と返事する。
はじめは緊張していた2人だが、真城がゆっくりと覆いかぶさり「ほんとにいいの?」と尋ねると、奏は真城の目をまっすぐに見つめて「うん」とうなずき、キスをする。
心も体も結ばれた2人。床にTシャツが脱ぎ捨てられ、裸の真城が「大丈夫?」と心配すると、奏は真城を見上げながら「うん。真城は?」と聞き返す。「すげぇ、幸せ。めっちゃ、好き」と真城は答え、「俺も」と奏。真城が奏の首元に顔をうずめると、奏は真城の背中に手を回し、2人で抱き合う。
恋人としての日々を送るなか、真城の提案で急遽同棲することに。お揃いの弁当箱を持ったり、お互いを下の名前で呼ぶようになったりと順調に過ごすが、時間が経つにつれて生活リズムや価値観の違いが少しずつ目立つようになる。
真城がふと奏の家族について尋ねたときに奏が「洸輔には関係ない」と突き放した口調で返事をしてしまい、そこから同棲生活で感じていた不満をぶつけてけんかに発展。しかし、翌日、奏が思い直して仲直りしようと夕飯に真城の好きなカレーを用意していると、真城も奏が食べたいと言っていたモンブランを買ってくる。
夕飯を食べたあと、「昨日はすいませんでした!」と2人して謝り、笑い合う。真城は生活態度を改めると話し、奏は父親が苦手なことを打ち明ける。奏は「うちの父親『男は結婚してからが一人前だ』って考えの人で。俺、結婚とかできないから。そういうのもあってあんまり実家に帰ってないんだ」と話すと、真城は「何も知らないでごめんな」と言う。そして真城はパンと手を叩いて切り替え、「はい、仲直り」と言って奏の肩に頭をもたげて甘えるのだった。
辛い事情も2人で乗り越え、ついに体も心も結ばれた2人が尊くて胸がいっぱいに。そして、けんかをしても素直に謝り合って仲直りできる奏と真城にほっこりとさせられた。X(旧Twitter)でも、「ついに真城と奏が…」「死んでしまいそうです、愛おしさで」「やばい、やばい言葉失った」「so happyでオタク涙目」「奏が1歩踏み出したから…ついに!! ついに!!」といったコメントが寄せられた。

同棲生活をスタートして楽しそうな奏(池田匡志)と真城(堀夏喜)
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

喫茶店のマスター役の高杉亘

奏役の池田匡志

真城役の堀夏喜
記事提供元:Lemino ニュース
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。