2年前に子宮頸がんの手術を受けたYouTuberきりまる、再び「要検査」判定を受ける
9月18日、「きりまる」(登録者数103万人)が「【子宮頸がん】また再発しました」を公開し、2年前に切除手術した子宮頸がんの検診で、再び「要検査」と診断されたことを明かしました。
2年前に切除手術した子宮頸がんの検診で「要検査」判定
きりまるは2023年5月、がんの手前の状態である「CIN3」(高度異形成・上皮内がん)を明かし、切除手術を受けています。切除手術は再発リスクが低い一方で、生理の際に血が溜まりやすくなったり、妊娠しにくくなるリスクがあるとしていました。
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・きりまる、子宮頸がんの手術終了を報告
今月17日の動画で、きりまるは今年の健康診断で再度「子宮頸がん要検査」と判定されたことを報告。「完治してたと思ってた子宮頸がんに、また引っかかってしまいました」「最悪です」と、不安な胸中を吐露しました。
子宮頸がんとは、子宮の入り口にできるがんのことです。子宮頸がんの95%以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が原因です。感染経路は性交渉と考えられており、性交渉の経験がある女性のうち50%~80%は、HPVに感染していると推計されています。ほとんどのHPV感染症は症状や病的状態を引き起こすことなく、自然に治癒するとされています(参考:日本産科婦人科学会)
「定期的な検査をしてほしい」「基本的に無症状なんよ」と呼びかけ
急いで産婦人科を受診したきりまるは、医師に「もしかしたら再発してるのか、また新しいウイルスに引っかかってるのかな?」と言われたとのこと。念のため再度検査をしたところ、やはり引っかかってしまったそうです。
その後の精密検査で、「中等度異形成」(ステージ2)と診断されたとのこと。すぐに手術が必要なステージ3ではなく、今回は経過観察となったようです。なお、ステージ3になると、きりまるが2年前に受けた「CIN3」(高度異形成・上皮内がん)の手術をもう一度受けなければならないといいます。
きりまるは、子宮頸がんは20〜30代の若い女性が最もかかりやすい病気であると説明。「性行為で基本的に感染します」「1回でもそういう経験がある方とかは本当に、『自分もそういうウイルスを持ってるかも』と思った方が良いくらい、結構身近なもの」「基本的に無症状なんよ」と話し、「私も手術するっていうレベルになるまで、何にも症状がなくて無症状やって」と訴えています。また
私の動画の視聴者のみんなが、9.5割くらい女性なんです
この動画を出して、一人でも多く子宮頸がんの件をやってみたりとか、産婦人科で一回でもいいから検査に行ってみてもらいたい
と呼びかけました。
コメント欄では、「産婦人科で働いてた看護師ですが、子宮頸がんほんとにかかってる方多かったので、検診は絶対やったほうがいいよね」「きりちゃんが発信してくれることで、気をつけなきゃと思える女の子が増えるよ」「不安でいっぱいだと思うけど、共有してくれてありがとう」との声が寄せられています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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