犬用アプリの利用実態 人気No.1は「いぬのきもち」、機能は健康管理が圧倒的
ペットを飼っている家庭では、どのようにペットの健康管理をしているだろうか。現在はアプリも登場しているが、実際にどれほど活用されているのか気になるところだ。ドッグフードの神様が「犬用アプリ」に関するアンケート調査を実施したところ、利用状況が見えてきた。また、こんな機能があったらアプリを活用したいと思う内容について、さまざまな声が寄せられた。

犬用アプリ利用経験者は約37%

株式会社エイトが運営するドッグフードの神様は、2025年8月26日~9月9日、20代~60代の男女400人を対象に「犬用アプリ」についてアンケート調査を実施。
犬用のアプリを使ったことがあるかを尋ねると「よく使っている」21%、「たまに使っている」16%と実際にアプリを利用しているのは4割弱。20~30代は積極的に活用している傾向があり、40代以降では利用率が低かった。
「使ったことはないが、興味はある」と回答した人が31%ほどいることから、簡単な操作性や機能が充実すれば普及拡大の可能性は高いだろう。
利用目的「健康管理」が圧倒的多数

犬用アプリを利用している人に、どのような目的で使用しているのかを尋ねると、最も多かったのが「健康管理」90%で食事や体重、トイレの記録などを行っているようだ。次いで「散歩・運動管理」76%で散歩ルートや運動量の把握、「記事・読み物系」59%ではペットの健康やしつけに関する情報をチェック、「SNS・コミュニティ」56%は写真や動画投稿などに使われていると分かった。
病院予約やオンライン相談といった専門的なサービスでの利用はまだ少なく、今後の発展が期待される。
犬用アプリは「いぬのきもち」が最も多く利用されており、そのほか「ペットノート+」や「Wan!Pass」「わんこと私」「Wanちゅ~るメーカー」などが挙がった。
今後、どのような機能が欲しいかを尋ねると「AIで愛犬の気持ちを読み取る」「機嫌が分かる」「愛犬と会話ができる」など、ペットとより深く意思疎通したいという声が目立った。ほかにも「写真を撮るだけで病気が分かる」「緊急時の対応を導いてくれる」「夜中など緊急時の獣医紹介」「ペットフードの健康成分分析」「食事の栄養計算」「散歩データの分析」など、病気や健康をサポートする機能の充実を求める声や、「ドッグラン情報が分かる」「ペットと泊まれる宿の紹介」など施設情報が欲しいといった声も多く寄せられた。
すべてを網羅するには課題もあるだろうが、日常ケアに役立つ実用的な機能が充実できると、飼い主の負担を減らすこともできるだろう。それだけでなく、ペットとの生活をより豊かにし、命を大切にする行動へとつながることも期待される。
出典:【ドッグフードの神様「【400人調査】犬用アプリの最新レポート!ぶっちぎり人気No.1アプリは?」】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています
記事提供元:スマホライフPLUS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。