SUPER EIGHT安田章大 メンバーへの思い明かす「苦しい時も、楽しい時も、辛い時も、泣いた時も…支えてもらってここまで来られた」
SUPER EIGHTの安田章大が、最新写真集『DOWN TO EARTH』(講談社)を41歳の誕生日となる9月11日(木)に出版。
発売記者会見に登壇し、「人生で『いちばん輝いている瞬間やな』と思えるこのタイミングで、これからも生き続けていく写真集を作らせていただいた」と手応えを語った。
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会見冒頭、「9月11日、なんの日でしょう?」と聞かれた安田は、「お父さんとお母さんに感謝する日ですね」とニッコリ。昨日電話で「十月十日ほど、大切に守ってくれてありがとうございました」と伝えたことを明かし、編集スタッフから贈られた青い花束に「きれい!」と頬を緩めた。
発売日を迎えた心境について、「今までいろんな経験をしながら生きてきたからこそ、こういう写真集が出来上がり、あまり飾らず、ウソのないものを残せたことがとてもうれしい」と語り、「親への恩返しのようにも感じます」と感謝。
両親には写真集を“自分で楽天で予約して送った(笑)”そうで、息子としての素顔をのぞかせた。
本作では決めカットではなく、飾らない、普段の日常を切り取っているといい、「みなさんにも飾って生きてほしくないなっていうのが、テーマとしてすごくあります」とのこと。
お気に入りは、満面の笑みを浮かべる横顔を捉えた1枚。安田は「鹿児島の奄美大島がお父さんの出身地なんですけど、どんどん安田家の顔になっていっている(笑)。あまりにも安田の血が濃い」と自身が“父似”であることを明かし、「笑いジワがどれだけ増えていけばいいんだっていうくらい、どんどん増えていってくれている。それが人としての年輪なんだなと思う」とお気に入りの理由を語った。
約5年ぶりとなる写真集は、安田が次なる拠点として夢見るアメリカ西海岸・ロサンゼルスで撮影。「40歳でリボーン、リスタート。人は20年ごとに節目を作っていけるのかなと思う」とし、「もう一度0歳に戻るイメージがあったので、アメリカンドリームと言われる場所でオーディションを受けてみたり、向こうでお仕事をキャッチする努力をしてみたり。挑戦し続ける場所として、ロサンゼルスが自分には合っているのではないかと思って選びました」とコメント。
「コンセプトとして、“僕が向こうで生活していたら何をするだろう”ということを写真で全部切り抜いただけ。しいて言うなら、ずっとお酒を飲んでいましたね(笑)。それが普通だし、そこも飾らずに撮れたのはよかったです。自分自身が写真を撮るのが好きなんだ、とも気づけました」と撮影を振り返った。
また、「SUPER EIGHTのメンバーはすでに写真集を見た?」との質問には、「見てないと思いますよ。『写真集できたで~』と渡しには行ってないですね(笑)」としつつ、「一応、渡しましょうかね」と照れ笑い。
それでも、同じ事務所に所属するタレントの中で一番に見てほしいのは「やっぱりメンバー」とも。「メンバーに支えられて、ここまで来られた。苦しい時も、楽しい時も、辛い時も、泣いた時も、たまに怒った時も、全部を乗り越えてきたので。今の自分を知ってもらいたい」と本音を口にした。
写真集に点数をつけるとしたら、「100点を超えてるんじゃないですかね」と大満足の仕上がり。「人ってどこかで防御線を引いたりするのがクセなのかなと思うけど、今の僕にはそれがない。出来上がった写真を見て、『俺こんな顔してたんや』っていう顔が並んでいました」と笑い、「全部写真を見た後に、『DOWN TO EARTH』というタイトルをつけました」と、“地に足がついた”という意味を持つタイトルについても言及した。
「仕事を仕事と思えなくて、楽しく人生をエンジョイしている延長線の一つになっている」と充実の表情を見せる安田。「これからもやっていないことにトライして、最終的には英語が喋れる状態で海外の映画に出て、日本で公開される時に(会見などに)登壇できたらすごいなと思う」と、さらなる夢に胸を弾ませていた。
【プロフィール】
安田章大(やすだ しょうた)
1984年9月11日生まれ。兵庫県出身。A型。STARTO ENTERTAINMENT所属。アイドルグループ・SUPER EIGHT のメンバー。2004年、関ジャニ∞としてシングル「浪花いろは節」でCDデビュー。俳優としてはMBS・TBS系ドラマ『ドラゴン青年団』(2012年)、映画『嘘八百 なにわ夢の陣』(2023年)、舞台『アリババ』『愛の乞食』(2025年)などに出演。2020年には初のソロ写真集『LIFE IS』を発売した。
(撮影・取材・文/nakamura omame)
記事提供元:テレ東プラス
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