つくばエクスプレス【駅ぶら】010 浅草駅 散歩 その2 かっぱ橋本通り〜かっぱ橋道具屋街通り
※2025年6月撮影
トップ画像は、浅草駅A2出口。国際通りに面しているので歩道の幅しかカメラが引けません。凝った装飾が施されています。
国際通り側。ありゃ、今半本店が外装の工事中です。
※2025年6月撮影
筆者は、子供の頃から「浅草今半の佃煮」が好物です。昔は父親が買って来てくれるのを心待ちにしていました。
国際通りを渡って反対側から浅草駅A2出口を見ています。
しばらく待ちましたが、トラックが動いてくれませんでした。凝った駅舎はL字型で浅草演芸ホール側には、A1出口があります。
※2025年6月撮影
かっぱ橋本通りを西に400メートルほど歩いて、かっぱ橋道具屋街通りに向かいます。
※2025年6月撮影
右側に「どぜう飯田屋」があります。筆者は、ここの「どぜう蒲焼き」「どぜう鍋」も大好物で何度も食べにきています。「どぜう」は、「ドジョウ」の古い呼び方だと思います。
※2025年6月撮影
飯田屋さんに名刺と企画書を持って撮影と掲載の許可をいただきに行きましたが、御担当の方が不在でした。
こちらは、改めて三浦半島から2時間半かけてもう一度訪問した時の写真です。
※2025年6月撮影
この時も担当の方が不在。せっかくなので「どぜう」を食べたかったのですが、お昼から呑むワケにもいかないので泣く泣く諦めました。
母方の祖父母が北陸出身で、ドジョウの蒲焼きが名物でした。実家の母も、北陸から「ドジョウの蒲焼き」を毎年取り寄せていました。筆者はこれも楽しみにしていました。飯田屋さんの「どぜう蒲焼き」は北陸の「ドジョウ蒲焼き」と同じ美味しさで初めて食べた時にとても感動しました。改めてプライベートで食べにきます。
かっぱ橋本通りを西に歩いています。
居酒屋さん、「今しばし」は初めて見ました。丁寧に言い換えれば「少しお待ちを」という「準備中」の意です。シャレてますね~。
※2025年6月撮影
浅草商店連合会制作の「かっぱ橋エリアマップ」がありました。
※2025年6月撮影
かっぱは商売繁盛の神様 とあります。内容は以下です。
「江戸時代 合羽橋には新堀川が流れていました。大雨の時は氾濫するので合羽屋喜八(通称合羽川太郎)は水利工事を行いましたが難工事。その時隅田川のかっぱ達が手伝って完成したそうです。一帯は繁栄し、曹源寺には喜八の墓が出来て商売繁盛の神様とされました。」
道具屋街通りではありませんが、かっぱ橋本通りにも専門店が並んでいます。左から蕎麦道具専門店、刃物専門店、暖簾・幟などの専門店。
※2025年6月撮影
ようやくかっぱ橋道具屋街通りです。
※2025年6月撮影
ついクセで左折して北に歩いてしまいます。
※2025年6月撮影
・・・というのは、サラリーマンをクビになった時、筆者は、カキ氷屋を始める事を考えて、この先の道具屋さんで昔風のカキ氷器を4台仮押さえしたコトがあったのです。
仲の良いいとこがトルコのパムッカレという観光地でホテルをやっていて、筆者は何度も遊びに行きました。
パムッカレは、ローマ遺跡がたくさんある石灰岩の村で、4月から9月までの六ヶ月間は、気温が40℃近いとても暑いエリアです。白熱の荒野にローマ遺跡が広がっています。ソコにドイツから観光バスで多い日には千人くらいのドイツ人が観光に来ます。
バス駐車場でトルコ人がカンナで氷を削ってイチジクの汁をかけて売っていますが、ドイツ人は不潔だと思うらしく手をだしません。いとこの配偶者のトルコ人も「止めておいた方が良い、オナカをこわす」と言っていました。
かつて筆者がドイツに旅行した時に広場でバケツの様なジョッキでビールを飲みながらドイツ人と話していて、訪日経験のあるドイツ人が「日本のカキ氷が食べたいなぁ」と言っていたのを思い出しました。
それでパムッカレの観光バスとローマ遺跡ゲートの所でカキ氷屋をやろうと思ったのです。結果的に村長がいとこと対立する側の人になったので、場所がとれず諦めました。
その時に何度も道具屋街通りに通っていたのです。来る度に飯田屋さんで「どぜう」を食べました。
この辺りをウロウロするのは久しぶりです。
※2025年6月撮影
暑い日中、外国人観光客以外、歩いていません。
※2025年6月撮影
何時来てもその品揃えと量に圧倒されます。
※2025年6月撮影
暑くても外国人観光客らしき方々は、楽しそうに買い物をしていました。
※2025年6月撮影
道具屋街通りは、楽しいのであっと言う間に時間が経ってしまいます。
かっぱ橋本通りと並行する裏通りで浅草駅の方に戻ります。かっぱ橋本通りと同じ様に正面にスカイツリーが見えます。
※2025年6月撮影
ようやく浅草駅まで戻ってきました。
※2025年6月撮影
灼熱の日なたを歩いて、ちょっとフラフラします。
冷房の効いた喫茶店でアイスコーヒーを飲んで身体を冷やしました。
次回は、駅の東側を歩きます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などはつくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道株式会社)の許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
首都圏新都市鉄道株式会社 会社要覧2024
るるぶ情報板関東31 つくばエクスプレス JTBパブリシング 2025年5月1日
つくばエクスプレス沿線アルバム 生田誠 山田亮 アルファベータブックス 2023年8月5日
つくばスタイル No.12 枻出版 2011年4月10日
つくばエクスプレス 最強のまちづくり 塚本一也 創英社 2014年10月23日 他
記事提供元:鉄道チャンネル
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