ともに3連勝と勢いに乗る栃木と奈良がプレーオフ圏内をめぐって激突。8月ラストマッチを勝利で締めくくるのは?【明治安田J3第25節プレビュー】
8月最後のゲームとなる第25節が、30日(土)と31日(日)に開催される。夏の戦いを制し、秋からの“ラストスパート”に弾みをつけるのは、どのチームだろうか。
カンセキスタジアムとちぎでは、好調のチーム同士がJ2昇格プレーオフ争いをめぐる大一番で対戦する。勝点32で9位の栃木SCと勝点40で6位の奈良クラブは、ともに現在今シーズン初の3連勝中。勢い付いた中での激突となる。

ホームの栃木は、栃木シティ、アスルクラロ沼津に連勝して迎えた前節のザスパ群馬戦で1-0での勝利を挙げて3連勝を記録。試合開始早々に岩﨑博のロングスローが相手GKのオウンゴールを誘って先制すると、その後は割り切った戦い方に終始。ボールポゼッションを武器とする群馬に対して、しっかりとブロックを組みながらスキを見てカウンターを狙うスタイルを徹底して勝ちきった。疲労の色を隠せなかった終盤は何とか耐える展開となったが、最後まで集中力を保ち続けて“北関東ダービー”を制した。
3連勝中のチームは間違いなく今シーズンで一番いい状態にある。1年でのJ2復帰を目指す中でようやく順位が1ケタまで浮上。プレーオフ圏内が見えてきた。そんなタイミングで6位奈良との対戦となれば、通常以上に気持ちが入るのは間違いない。ホームで勝って、その差を5ポイントに縮めたいところだ。
一方、アウェイの奈良は、ツエーゲン金沢、ギラヴァンツ北九州にそれぞれ1点差で競り勝って迎えた前節、高知ユナイテッドSCに大勝して3連勝を果たした。10分に岡田優希、21分に田村亮介、54分に百田真登と前線の3人がそろい踏みし、今シーズン2度目の3得点をマーク。守っても2試合連続のクリーンシートという内容で勝点3を積み上げた。
J2昇格プレーオフ圏内ギリギリの6位に位置する奈良だが、自動昇格圏内の2位FC大阪ともわずか5ポイント差。連勝を伸ばしていくことで上が見えてくる位置にもつけている。6月に小田切道治監督が就任して以降は6勝2分け1敗と大きく勝ち越している点も単なる勢いだけではないことを示している。“3連勝対決”を制し、さらに勢いを加速させたい。
首位を走るヴァンラーレ八戸は前節、FC大阪との上位直接対決で後半アディショナルタイムの失点で敗れて8連勝こそ逃したが、それでも順位は下げず。今節はアウェイで松本山雅と対戦する。国内屈指の“アウェイを感じさせるスタジアム”での試合となるが、難所での戦いを乗り越え、さらなる首位固めといきたい。
前節のAC長野パルセイロ戦で今シーズン最多の6ゴールを挙げた4位・鹿児島ユナイテッドは、アウェイで福島ユナイテッドと対戦。2位のFC大阪、3位の栃木シティとはわずか1ポイント差としてり、今節の結果次第ではいよいよ自動昇格圏に浮上する可能性がある。現在、4連勝を含む6戦負けなしとチーム状態は絶好調。福島との前回対戦ではホームで5-0の完勝を収めているだけに、アウェイでもその再現を果たしたい。
そのほか、27日(水)にクラブ史上初の天皇杯準々決勝でJ1のヴィッセル神戸に惜敗した対戦したSC相模原は、アウェイでFC大阪と対戦する。
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記事提供元:Lemino ニュース
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