“アーノルド・パーマーの孫”が現役引退を発表 「人生の次の章にワクワクしている」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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故アーノルド・パーマー氏の孫として知られているサム・ソーンダース(米国)は18日、自身のSNSで競技ゴルフからの引退を発表した。37歳のソーンダースは先週、米下部のコーンフェリー・ツアー「マグニット選手権」(米ニュージャージー州)に出場していたがトータル2オーバーで予選落ち。その後、プロツアーからの撤退を決めた。
今季はコーンフェリー・ツアーにフル参戦していたが、ここまで19大会に出場し予選通過は4試合のみ。6月〜7月には7試合連続で予選落ちと苦しい時間を過ごしており、今季の獲得償金は2万9920ドル(約440万円)にとどまっていた。自己ワーストのシーズンで、ここ数年は複数のケガも抱えていた。
フロリダ州オーランド生まれで、クレムゾン大を経て2009年にプロ転向。身長183センチ、ゴルフ界の大レジェンドの祖父譲りの丹精なマスクでも注目を集めた。これまでに米国男子ツアー、コーンフェリー・ツアーで150試合以上に参戦。2015年にはトップカテゴリーの「プエルトリコ・オープン」でプレーオフで敗れ2位に終わっている。また17年10月の下部ツアー「ウェブドットコムツアー選手権」初日には『59』の快記録を出した経験もある。
「15年以上前にプロとしてのキャリアをスタートさせたが、きょうがプロとして最後のラウンドだった」とXに投稿。「僕にとって決して簡単な決断ではなかったが、自分の掲げたプレーの目標には到達することもなかった。でも人生の次の章にワクワクしている」と綴った。(文・武川玲子=米国在住)
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