ついに最終回!八木勇征“南くん”と飯沼愛“ちよみ”が迎える結末は…『南くんが恋人!?』第8話

『南くんが恋人!?』
『南くんが恋人!?』が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。ある日突然、恋人が15cmになってしまった……!? 『南くんの恋人』が【男女逆転バージョン】で初映像化! 30年の時を経て岡田惠和が再び脚本を執筆。ひと夏の甘くほろ苦くて、ちょっと懐かしいホーム・ラブコメディー、誕生!
刻一刻と近づく、別れの時
お互いを思い合う気持ちがますます強くなっていく、ちよみ(飯沼愛)と南くん(八木勇征)。とうとう堀切家の信太郎(武田真治)、百合子(加賀まりこ)、楓(木村佳乃)、そして家族同然の久子=チャコ(室井滋)にも秘密を打ち明け、ひと夏の思い出に花火を楽しむ。幸せな時間を過ごす2人だったが、別れの時は近づいており、誰もそのことを口に出せずにいた。
ある朝、南くんの父・晴幸(沢村一樹)が堀切家を訪ねてくる。昔お世話になった大学の先生に南くんのことを話し、調べてもらおうと提案する晴幸。「親として、何もせずにいることはできない」という気持ちは皆に痛いほど伝わり、南くんもその思いを汲んで、その検査を受けることにした。
検査結果を待つ間、堀切家ではチャコ(室井滋)が子どもの頃の出来事を語っていた。3歳の時に亡くした母が、小さい姿でチャコの前に現れたのだという。当時誰も信じてくれなかったが、南くんを見てあれが母だったのだと思えたことを涙ながらに話すチャコ。しかし、それは同時に南くんがもうこの世にいない存在だということの証明でもあった。
検査を終えて戻ってきた南くんは、百合子に検査の結果を聞かれ、「何も分からなかった」と答える。理論上、南くんは存在していないという結論に言葉を失う堀切家。ちよみを心配する楓(木村佳乃)だったが、ちよみは「大丈夫じゃないけど、一番悲しい南くんがあんなに明るくしているから、私が泣いているわけにはいかないよ」と気丈に振る舞う。
それから南くんは会いたい人たちに会いに行き、堀切家で幸せな日々を送る。「南くんを幸せな人にしよう。それができるのは、ちよみしかいない」という百合子の言葉にうなずくちよみ。そして2人は子どもの頃から一緒に行こうと約束していた場所へ向かう……。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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