売り上げトップ5のアイアンを調査! 山下美夢有使用の1位『ZXi5』、2位『G440』、3位『P790』はなぜ売れている?
グリーンを狙うショットの精度を大きく左右するアイアン。最近のアイアン売り上げランキングでは、上位モデルの顔ぶれが固定化しつつある。そこで、これらの人気モデルがなぜ売れているのか、その理由を探ってみた。
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最新のアイアン売り上げランキングは以下の通り。1位はダンロップの『スリクソン ZXi5』、2位はピンの『G440』、3位はテーラーメイドの『P790』と続く。5位にはブリヂストンの『258CBP』がランクインしている。
【アイアン売り上げランキング】
1位 ダンロップ スリクソン ZXi5
2位 ピン G440
3位 テーラーメイド P790
4位 ダンロップ ゼクシオ13 レディス
5位 ブリヂストン 258CBP
※データ提供:矢野経済研究所(7月21日~7月27日のデータ)
それぞれの人気モデルについて、ギアに詳しいプロゴルファー・伊丹大介が試打分析したコメントを紹介する。
【1位 ダンロップ スリクソン ZXi5】
「操作性が高いヘッドに、キャビティ構造によるやさしさと飛距離性能が加わっています。入射角を変えてもきれいに抜ける山型ソールで、弾道の打ち分けも可能です」。このモデルは「AIG女子オープン」(全英)で優勝した山下美夢有が6番アイアンに使用している。
【2位 ピン G440】
「スイートエリアの広さとソールの抜けの良さが抜群の大型キャビティ。タテ距離のブレが少なく、初・中級者でもピンをダイレクトに狙いやすいモデルです」
【3位 テーラーメイド P790】
「中空構造によるスイートエリアの広さと、ボールがフェースに乗る感覚が特長。飛距離・操作性・寛容性をバランス良く備えています」
【5位 ブリヂストン 258CBP】
「トップブレードに適度な厚みがあるキャビティモデルで、操作性とやさしさのバランスが絶妙。中・上級者が安定してコースを攻められるモデルです」
ちなみに、山下美夢有や竹田麗央が使用する『スリクソン ZXi7』については、「シャープなヘッド形状とソフトな打感で操作性が高いです。幅が狭い山型ソールはどんなライからでもきれいに抜け、スピンコントロールがしやすい」と伊丹は分析している。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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