sejuのグラビアエース・榎原依那が語るグラビアへの想い「男性ファンの方によく言われます。『しゃべっているところを初めて見たときはどうしようかと思ったよ』って(笑)」
『週刊プレイボーイ』に登場する女性たちに「初グラビア」にまつわるエピソードや当時の想いを聞く連載、『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。前回に続いて榎原依那(えのはら・いな)さんによる後編。
榎原さんは2023年末にsejuに所属し、翌年2月に『FRIDAY』2024年3/15号でグラビアデビュー。すぐさまSNSフォロワーが1万人まで増えるほどの大反響となった。『週刊プレイボーイ』では2024年24号に初登場し、さらに話題に。
2024年年末には『グラジャパ!アワード』で最優秀新人賞を受賞、2025年2月には『FRIDAY』創刊40th記念企画「グラデミー賞」にてMVG(大賞)を受賞。
現在はタレントとしても活躍中の榎原さんに、週刊プレイボーイのグラビアやグラビアへの想いを語ってもらった。
『週刊プレイボーイ』2024年38号(撮影/青山裕企)より
ーー榎原さんは現時点(2025年8月2日)で、『週刊プレイボーイ』に合計4回登場。3回目は、2回目のアンコール掲載(好評につき、アザーカットで構成されたグラビアが掲載されること)なので、撮影を3回されました。
榎原 初登場から1年3ヶ月ですけど、そんなに何度も撮って載せていただけるなんてありがたいです。週プレさんは週プレNEWSやYouTubeでもそれぞれ取材していただいているので、もっとたくさん出させてもらっている実感があります。
ーーたくさんお世話になっております(笑)。順番に振り返ってみたいのですが、2回目の撮影の時に(2024年38号/9月8日発売)『週刊プレイボーイ』で初めて表紙を飾りました。初登場からそれこそわずか4ヶ月後でしたね。
榎原 「表紙を獲りたい!」と思ってはいたけど、そんなに早くチャンスが来るとは正直、思っていなかったです。週プレさんの表紙になったことで、自分はグラビアをやっているんだって実感が湧いたというか、身が引き締まる気持ちになりましたよ。
――グラビアは群馬県~長野県へロケへ出かけました。
榎原 森や草原などで撮影したんですけど、海とはまた違った開放感がありました。マイナスイオンのおかげかものすごく爽快でしたね(笑)。
ーー撮影で印象に残ってることは?
榎原 この時はなんといっても、ドローン! 広々とした草原の上を飛ばして動画撮影してもらったんですけど、ドローンなんて普段自分たちでは使わないじゃないですか。飛んでいるだけで、なんだかワクワクするというか。テンションがあがりました。
あとは体育館かな。廃校となった学校の体育館で撮影したんですけど、体育館で水着ってちょっと不思議な気持ちになりました(笑)。撮影した中でバスケットボールを手にしたカットがあるんですけど、色味がキレイなのもあってか、SNSでもめちゃバズりましたね。自分でも気に入っています。
『週刊プレイボーイ』2024年38号(撮影/青山裕企)より
ーーこの頃になると、雑誌での撮影をかなり経験していたと思いますけど、慣れたというか、現場には余裕を持って臨めました?
榎原 全然ですよ。その頃はどういうポーズをすれば体がキレイに見えるかとか、まだほとんど考えてなくて。カメラマンさんの言われたことに従って撮影していたし、緊張もしましたね。慣れたかな~なんて思えるようになったなんてごく最近。数はともかく、当時はグラビアデビューしてまだ数ヶ月ですから。
ーーたしかにそうですよね。堂々としているのでつい......。
榎原 よく言われました。「グラビアデビューしてまだ数ヶ月しか経ってないの?」とか。そもそも、いまやっとグラビアデビュー1年半ですからね。
ーーう~む、貫禄ありますね(笑)。さて、週プレの現時点での最新グラビア『はなはな~、もう1回!』(週刊プレイボーイ2025年12号/3月10日掲載)の撮影はどうでした?
榎原 この撮影では石垣島に行ったんですけど、大変だったのを覚えていますね。草むらのシーンがあったんですけど、寝転がっていたら虫がめちゃいたんですよ! 私、虫がめちゃ苦手! 背中に草が刺さってちくちく痛いし、虫がいっぱいいるし。もう泣きそうになりながら頑張りました(苦笑)。
ーー石垣ロケでは夕飯の後、みんなでスナックに行ったそうですね。
榎原 自分から編集さんにお願いしました。行きたいです!って。私のおばあちゃんが昔、スナックをやっていたんです。だからそういう場所が自分の原点にあるというか、大好きなんですよ。むこうでは「はなはな~」って言って乾杯するらしいんですけど、スタッフさんみんなで何度も「はなはな~!」やって、カラオケを歌って。いや~、本当に楽しいロケでしたね。
『週刊プレイボーイ』2025年12号(撮影/笠井爾示)より
ーーグラビアを見て思いますけど、榎原さんのスタイル、めちゃくちゃ仕上がってきていますね。
榎原 じつはそうなんです。この撮影のちょっと前からパーソナルに通う日数が増えまして。それまでは週1回程度だったのが、週2~3に。筋トレって、やればやるほど筋肉がついて体型が変化してくるじゃないですか。それが楽しくなっちゃって。その成果が現れたのかもしれないです。
ーー実際、榎原さんは、グラビアのリード文に「ど迫力ボディ」とか「圧巻ボディ」とかよく書かれていますよね。
榎原 う~ん。「ど迫力ボディ」の人って何人もいますから(笑)。そこは、あまり意識はしないかな。
ーーグラビアの現場って、カメラマンほかみんなが「いいね!」とか「可愛い!」とか頻繁に言うじゃないですか。榎原さんにはどう聞こえています?
榎原 嬉しいは嬉しいですけど、そこまでは真に受けてはいないかも(笑)。私、いいカットが撮れたと思ったら「いまの、めっちゃ良くないですか!」って自分から言うんですよ。自分の機嫌は自分で取る派なので、一喜一憂せずに撮影に臨んでいます。
ーーすごく冷静ですね(笑)。撮影中はどんな意識で?
榎原 「段取りようやって、早く終わるぞ!」ってことかな。せっかちな性格なんで、どの仕事でも巻くことばかり考えちゃうんですよね(笑)。衣装着替えるときも、普通はスタイリストさんが手伝ってくれますけど、私は自分でパパッ!と脱いで、自分でパパパッ!と着て、そこからスタイリストさんに入ってもらいます(笑)。
ーー早着替えみたいですね(笑)。
榎原 ちょっと似てるかも(笑)。でもスタッフの皆さんもじつはせっかちの方が多いんですよ。カメラマンさんの中にはじっくり撮るタイプの方もいるので、そういう方のときは、自分もモードを切り替えて、せかせかせず臨みますけどね。
ーーグラビアで目標にする方はいますか?
榎原 バラエティにたくさん出たいので、グラビア出身でバラエティで活躍した方のことは気になりますけど、目標はいないかな。
ーーいない!?
榎原 これは自分の持論ですけど、グラビアって、誰かに憧れる類のお仕事ではない気がして。だって、顔も体型もみんな違うじゃないですか。ファンの方も、胸の大きい女のコを好きな方もいれば、スレンダー体型が好きな方もいたり。要するに正解がない世界なんですよね。だから、誰かを目指すより、自分のセールスポイントを見つけ、そこをひたすら磨いていくのが正しい気がしますね。
ーーなるほど、我が道をいくと。そうした榎原さんの姿が認められ、昨年12月と今年2月、週プレの「グラジャパ!アワード2024」で最優秀新人賞を、また『FRIDAY』の「FRIDAY創刊40th記念企画 グラデミー賞」でMVG(大賞)を受賞しました。
榎原 ほんま嬉しかったですね。頑張ってよかったなって思いました。前も言いましたけど、そもそも自分の体型がずっとコンプレックスだったんですよ。それがこういう形で認めてもらえて、この体型で生まれてきて、初めて心からよかったと思いました。自分の人生で大きなターニングポイントとなりましたよ。
ーーグラビアは天職だと思った......?
榎原 う~ん、どうでしょうね。グラビアって夢を売る仕事だと思うんですけど、私、しゃべるとその夢を壊しちゃうので(笑)。
ーー言わんとしていることはわかります(笑)。
榎原 男性ファンの方によく言われますよ。「今でこそ大好きだけど、しゃべっているところを初めて見たときはどうしようかなって俺思ったよ」って。そんなん知らんし!って感じですけど(笑)、皆さんの言うこともわかるから、「こんな自分だけど、よかったら応援してね」と言いますけどね。
ーー最後にみなさんに聞いていますけど、榎原さんは過去のグラビアを見返したりしますか?
榎原 します。これまで自分が出た雑誌は本棚に全部並べてあるんですけど、そこからなんとなく手に取りますね。
ーー今見返してみて、初グラビアはどうですか?
榎原 髪もまだ短いし、初々しいですよね。あと雰囲気から、えらい気合い入ってんなって思います。何かやってやろうとたくらんでる、みたいな(笑)。
ーー野心的、みたいな?
榎原 そういう感じがします。あと自分で言うのもあれですけど、全体的に可憐ですよね。これを見て、まさかこの中身は想像つかへんやろうなって(笑)。これからもみんなを驚かせながらも楽しんでもらえるような活動をすべく、自分を更新し続けていきたいと思いますね。
●榎原依那(えのはら・いな)
大阪府出身 身長164㎝
血液型=A型
○昨年2月にグラビアデビューし大きな反響を呼び、さまざまな誌面で表紙を飾る逸材。最近はタレントとしてテレビでも活躍。
榎原依那Officialyoutube【@ina_enohara】
公式Instagram【@ina_enohara】
公式X【@ina_enohara】
公式TikTok【@ina_enohara】
【週プレ プラス!】アザーカット集『心のBluetooth~prologue~』 撮影/青山裕企 価格/1,100円(税込) 榎原依那の週プレの初表紙とあわせてリリースされたデジタル写真集。大草原を大迫力で駆け回り、ニッコリ笑顔でプールで濡れる。どの角度から見ても、その逸材感にほれぼれする一冊
『はなはな~、もう1回!』 撮影/笠井爾示 価格/1,650円(税込) 沖縄の石垣島で3日間のロケを行い撮影。海や草むらなど大自然を背景に、輝く笑顔、ど迫力のボディを堂々披露。デビューから1年。その成長ぶりに圧倒され、さらなる飛躍を予感させてくれる
取材・文/大野智己 撮影/荻原大志
記事提供元:週プレNEWS
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