「コックリさん」の本が50年ぶりによみがえった 迷信のメカニズムや自動書記現象の実例など多方面から探究
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昭和ど真ん中世代なら、かつて学校の友だちと硬貨の上に指を置き、「コックリさん」をやってみたという人は多いはず。ちょっと怖くて面白い思い出。いったいあれは何だったの?という問いに応えてくれそうな本があ
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昭和ど真ん中世代なら、かつて学校の友だちと硬貨の上に指を置き、「コックリさん」をやってみたという人は多いはず。ちょっと怖くて面白い思い出。いったいあれは何だったの?という問いに応えてくれそうな本がある。『狐狗狸さんの秘密』(二見書房、税別1500円)が発売された。超常現象研究の大家、中岡俊哉氏の著書の復刻本だ。
1970年代に巻き起こった「コックリさん」ブーム。「誰にでも簡単にでき、よく当たる」「神秘的な自動書記現象」として、日本中の少年少女たちの間で流行したあの「コックリさん」の本が、時を超えてよみがえった。コックリさんの方法論や歴史、地域・年代によるバリエーション、コックリさんにまつわる迷信、そしてコックリさんと心霊科学の関連について、多方面から探求した一冊。だ
「ただここでいっておきたいことは、霊魂さんを呼ぶ場合、遊び半分でしてはいけないということだ」と著者の中岡氏。“あのころ”の純粋な好奇心と、得体の知れないものへの畏敬の念が入り混じった特別な時間が戻ってくるかもしれない。カバー裏面にはコックリさん用の文字盤も掲載されている。もう一度、やってみる?

記事提供元:オーヴォ(OvO)
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