ジャンボ尾崎を師匠に持つ泉田琴菜 平均飛距離250Yのヒミツは「腕と体を離さないこと」【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか?ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました!毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回はジャンボ尾崎を師匠に持つ、平均飛距離250ヤードの泉田琴菜。
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プロ4年目の泉田琴菜は、昨年1月からジャンボ尾崎の門を叩き自分を見つめ直した。ジャンボ流の叱咤激励を受けて急成長。今季は17試合に出場して予選落ちは2回のみ。「アクサレディス」で4位タイ、「ミネベアミツミレディス」では2位タイに入るなど、現在、メルセデス・ランキングで31位につけている。初優勝&初シードに向けて邁進中だ。
現在のドライビングディスタンスは、249.66ヤードでツアー14位を誇る。「(小学生時代に)野球をやっていたことで、ボールに当てる力は勝手についたと思います」というが、飛距離を出すコツについて「速く振るとか、大きく振ろうと意識しすぎると体とクラブが離れちゃうから、全然飛ばなくなります。体と腕が一緒に動けるぐらいのスピード感を意識しています」と教えてくれた。
上半身を意識しすぎるとパワーを生み出せないし、下半身を速く動かしすぎると振り遅れになる。体と腕のタイミングが合う85%ぐらいの力で振ると、「ミート率も上がりあますし、結局一番飛ぶのかなと思います」という考えだ。
また、とある動画を見て確信したことがある。「腕相撲がめっちゃ強い人は、体に腕を近づけていました。だからどのスポーツでもそういう原理なのか分からないんですけど、腕が体から離れたら力が伝わらないのかな、と。腕はなるべく体の近くに、と思っています」。フォロースルーでもクラブを放り投げるように大きく出すのではなく、手元を引き付けるように体からあまり離れないように意識している。
最後にワンポイントアドバイスも。「振ろうとすると腕が振り遅れて、すっぽ抜けることが多いので、飛ばしたいときはボールを左に置かないこと。左足カカト延長線上より半個から1個分中に置くとボールもつかまるし、すっぽ抜けることを防げます」。これならすぐにできそうだ。
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