彩凪翔 元宝塚男役スターが巫女役 愛する息子を生贄に差し出すかの選択迫られる 「男神」本編映像
2025年9月19日より劇場公開される、「ONODA 一万を超えて」の遠藤雄弥主演、「ソローキンの見た桜」の井上雅貴監督によるファンタジーホラー映画「男神」から、元宝塚雪組男役スターの彩凪翔が巫女役で登場するシーンの、本編映像が公開された。
映像は、”穴”の先につながる不思議な森に入った勇輝(遠藤雄弥)が、捕らわれの身になっていた夏子(彩凪翔)と再会するシーン。久しぶりに顔をあわせ、手を重ねるふたり。助けに来た勇輝に対し、夏子は「ごめんなさい…」とだけ告げ、なぜ勇輝の前から姿を消したのかの事情を打ち明けられない様子を見せる。そんな夏子に対し、勇輝は「何も言わなくていい・・・」と、優しく声をかけるのだった。
宝塚を退団後、舞台・ミュージカルで活躍を続ける彩凪翔。「Ondan Sonra」「君の忘れ方」に続き、映画出演3作目となる本作で、初のホラーヒロイン役を演じている。演じるのは、凛とした白装束に身を包みながら、最愛の息子を想う母・夏子役。“男神”を祀る禁断の儀式を受け継ぐ巫女の家系に生まれた彼女は、愛する息子を生贄(いけにえ)として差し出すか否かという“究極の選択”を迫られる。母として息子を守りたい“切なる想い”と巫女としての“使命”の、2つの感情の狭間で激しく葛藤する姿を見せる。
「男神」は、2020年に「日本(美濃・飛騨等)から世界へ!映像企画」で入選し、YouTubeの「怖い話怪談朗読」にて朗読された話を元にした作品。撮影地となる愛知県日進市の協力により映画化が決定した。
縄文から続く荒ぶる神。年少の男子を生贄(いけにえ)としてささげた事から「男神」と呼ばれるも、その実態は誰も知らず、伝説の神として言い伝えられていた。新興住宅地の日星市、建設会社で働く和田(遠藤雄弥)は、建設途中で埋蔵文化財を見つける。その数日後、工事現場に深い穴ができ、和田の息子も神隠しのようにいなくなってしまった。その穴の先は不思議な森につながり、そこでは美しい女性たちが着物や巫女(みこ)の姿で男神を鎮めるための怪しげな儀式をしていた。息子がその森に迷い込んだ事を知った和田は、連れ戻すためにその穴に入ることを決意する。というストーリーが展開される。
遠藤雄弥が和田を演じるほか、岩橋玄樹、須田亜香里、カトウシンスケ、彩凪翔、沢田亜矢子、塚尾桜雅らが出演する。






【作品情報】
男神
2025年9月19日 ヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズ赤池ほか全国公開
配給:平成プロジェクト
©2025『男神』製作委員会
記事提供元:映画スクエア
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