スマホ画面が見やすくなる!100均「スマホ拡大鏡」ダイソーとセリアの実力差は?
スマホでWebサイトを見たり動画を鑑賞するとき、画面が小さくて“見づらい”あるいは“迫力がない”と感じる人も多いと思います。そのようなときは、100均で購入できる「スマホ拡大鏡」がオススメ! でも、ダイソーとセリアの製品はどちらを買ったほうがいいのでしょうか……?

ダイソーとセリアで購入した「スマホ拡大鏡」はどう違う?
画面の小さなスマホでWebサイトや動画を観るときに便利な「スマホ拡大鏡」。数千円する高価なものもありますが、ダイソーやセリアといった100均でならもっと安く買えます。
でも、100均のスマホ拡大鏡って本当にしっかりと使えるのでしょうか? またダイソーとセリアの製品は何がどう違うのか気になりますよね。

まず、ダイソーの「スマホ拡大スクリーン」は220円です。パッケージには「約7.7inch」と書かれていますが、iPhone 16が6.1インチ、もっとも大きなiPhone 16 Pro Maxでも6.86インチですので、それよりも大きくなりますね。
ちなみに、iPad miniが8.3インチですので、スマホとタブレットのちょうど中間くらいのサイズになるようです。
ダイソー公式サイトによると、サイズは18.3×15×1.6cm。材質は拡大鏡部分がアクリル樹脂、枠はポリスチレンが使われていました。
●【公式】ダイソー「スマホ拡大スクリーン」→こちら


次は、セリアで110円の「スマートフォン拡大鏡」。ビニールの簡易包装ですが価格はダイソーの半額なのが魅力的です。
パッケージに「スマホ画面を約2倍に拡大!」と書かれているのが目を引きます。画面サイズは16.8×10.7cmとありますが、インチ変換では約7.8インチくらいになりますので、ダイソーよりわずかに大きい感じですね。


ダイソー「スマホ拡大スクリーン」を実際に使ってみた!
それでは、実際にダイソーとセリアの拡大鏡を使ってみましょう。まず、2つの製品を並べてみるとわずかにセリアのほうが大きく感じます。
手に持ってみると、ダイソーのほうがやや作りがしっかりしていて強度が高そうな感じ。また、スクリーンもダイソーのほうが厚みがあってしっかりしている印象を受けます。

ダイソーの「スマホ拡大スクリーン」の組み立ては簡単。スマホ拡大鏡を支えるパーツを起こし、拡大鏡側のストッパー部分にセット。次に、スマホを立てるパーツを立ち上げれば準備完了です。
スマホ(今回はiPhone 16を使用)を拡大鏡にセットして画面を見てみましょう。確かに、小さくて読みづらかったWebサイトの文字も拡大されてしっかりと読むことができました。
実際に使ってみると想像以上にクリアに見えますし、意外としっかりした作りなので、スマホを置いてもグラつくような心配もありません。最近、老眼気味な筆者でも、これならスマホの画面をしっかりと見ることができます。




セリアの「スマートフォン拡大鏡」を実際に使ってみた!
セリアの「スマートフォン拡大鏡」はダイソーの半額で買えますが、やはり品質が気になるところ。
まず、組み立て方はダイソーのものとほとんど同じです。拡大鏡を支えるパーツとスマホスタンドパーツを立ち上げるだけで、すぐに使えるようになります。
しかも、セリアの「スマートフォン拡大鏡」は、拡大鏡とスマホの距離や傾き角度を変える機能があるので、自分の顔を拡大鏡に合わせなくてもいいのが便利ですね。
また、スマホの位置を前後に移動できるので、ピントも合わせやすいのも嬉しいポイント。細かく位置をアジャストできるので、ダイソーよりも使い勝手はかなりいいと思います。
ただし、拡大鏡がダイソーのものより少し薄いためか、画質はやや悪く感じますし、ツメなどのパーツは弱々しくやや強度不足な感じもします。




まとめ
いかがでしょうか? 今回はスマホの画面を拡大できるダイソー「スマホ拡大スクリーン」とセリア「スマートフォン拡大鏡」を比較してみました。
ダイソーのほうは220円ですが、作りが頑丈で壊れにくく、拡大したときの画質がセリアよりキレイです。
セリアのほうは110円と安いうえに、角度や位置を自由にアジャストできる機能があって使いやすいのですが、画質はダイソーのほうが少しいいのと、強度がやや不足気味なのが残念でした。
というわけで、画質や耐久性を優先するならダイソー。価格や使いやすさを優先するならセリアということになるでしょう。
※文中の価格はすべて税込です。
※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです(2025年7月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。
記事提供元:スマホライフPLUS
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