明かされたフルーク“デュー”の世界。後継者としての苦悩と元恋人の思い『609bedtimestory』第4話

『609bedtimestory』
『Dating Game~口説いてもいいですか、ボス!?~』で話題の俳優、フルーク・ナタット・シリポントーンが出演する『609bedtimestory』が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信中。大企業の後継者としてプレッシャーに耐えながら生きているデュー。ひそかに社内での不正を追及しようとしていたが、それを察知した人物から忠告めいた言葉を告げられる。一方、大学の同級生であるミントは、恋人のデューと連絡が取れず寂しさを抱えていた。ミントに好意を寄せているアンは、デューへの怒りを抑えきれず…。
後継者としての苦悩。本当に「好きに生きる時間はもう終わった」のか

『609bedtimestory』
2022年11月4日、デュー(フルーク・ナタット・シリポントーン)の世界。出社したデューは、頼んでいた書類を部下から受け取り、チームメンバーに会議の招集をかけるよう依頼するも、「マーケティングに何の進展も見られない」と父親が怒りながらやってくる。精一杯やっていると訴えるデュー。デューを庇う叔父に対しても父親は苦言を呈し、「今どき無能な経営者では部下の信頼を得られない」と、後継者にするかどうかわからないことを示唆する。
父親が去った後、「手に負えなければ無理せず、自分の好きなことをやれ」とやさしく告げる叔父に、「この仕事を立派にやり遂げてみせます」と真っ直ぐに語るデュー。「よく言った。それでこそ兄さんの息子だ。粘り強いな」と笑顔を見せる叔父だが、デューのデスクにある発注業務監査報告書を見た途端、目の色が変わり、「成功したいなら自分の仕事だけしてろ。他の仕事には手を出すな」と警告する。しかしデューは、部下にリスクが高すぎると忠告されても、「会社にとっていい結果を生むなら危険を冒す価値はある」と意思を曲げない。
自宅に帰り、一息つくデューの元に、1日中連絡がないことを心配した母親から電話がかかってくる。心配しながらも、「父さんはあなたを愛してるから叱ったのよ」と言い聞かせる母。デューも「2人を失望させないようにやり遂げてみせる」と笑顔で語るが、父親の声が聞こえた途端、表情を曇らせる。

『609bedtimestory』
電話の後、自身のブランド・DealのSNSに投稿された閉店の知らせを眺めるデュー。Dealのアカウントを静かに削除し、「好きに生きる時間はもう終わった」と自分に言い聞かせていた。そんなデューの元へ、恋人であるミント(エミー・タソーン・グリンニアム)から心配したメッセージが届く。何度メッセージを送ってもデューからの返信はなく、楽しかった学生時代を振り返りながら涙を流すミント。「彼が冷めたのなら私には何もできない。つきあってと頼んだのは私。しっかりしなきゃね」とSNSに想いを綴るのだった……。

『609bedtimestory』

『609bedtimestory』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。