アルピー平子が「架空名作劇場」で“人情刑事”に!友近とタッグで80~90年代ドラマを完全再現!
8 月 11 日(月)、18 日(月)深夜 24 時 30 分から、フィルムエスト TV×テレ東の新企画「架空名作劇場」を放送!
本作は、80~90 年代風の映像に現代の出来事を織り交ぜる YouTube 発の映像チーム「フィルムエストTV」と「テレ東」がタッグを組み、80~90 年代の作品を愛する人々の力を集結して“実在しない名作”を作り、架空の再放送を届ける企画。
“あの頃”の映像演出で、“あの頃”の芝居で、“人情刑事作品”を制作する。
架空の名作ドラマ「人情刑事 呉村安太郎」の主演を務めるのは、平子祐希(アルコ&ピース)。さらに「フィルムエスト 」の動画「友近サスペンス劇場」が大バズりしている友近もスナックのママ役で友情出演!
「テレ東プラス」は、クランクインした主演の平子を直撃。作品の見どころ、“あの頃”の思い出や魅力など、話を聞いた。
お色気シーンのために2時間粘って見ていた…という記憶も(平子)
――スタイリングも、“あの頃”感満載ですね(笑)。まずは企画を聞いた時の感想からお聞かせください。
「僕は『友近サスペンス劇場』が好きで、何度も繰り返し見ていました。特にCMの下りは、昔のタイプのクーラーが出てきたりして、あの時代特有の雰囲気がある。
僕がこの世界に飛び込んだきっかけも『男はつらいよ』で、昭和~平成初期の時代が本当に好きなんですよ。
実はこの話をいただいた時、全く別の制作の方だと思っていたので、『友近さんの作品のパクリになるから』と1回断ったんですけど、その後、制作も監督も同じ方だと分かって、すぐに“ぜひ”となりました」
――友近さんとの共演は、いかがでしたか。
「今日が初日なので、今後どうなっていくのかまだ分からないんですけど、一言で言うとするなら、あの時代にグーッと引き込んでくれるような。もう背中見ながらやらせていただいたという感じです」
――80~90年代というと、平子さんまだ中学生くらいでしょうか。
「そうですね、多感な時期でした。どこの家庭でもテレビは見るともなくついていた時代で、魔法の箱でした。今見返すと、常軌を逸した演出ばかりで(笑)。あの時代特有のエネルギッシュな雰囲気が、ここでも出せたらいいなと思います」
――当時、好きだった番組はありますか?
「70年代ではありますが、『Gメン‘75』のオープニングで、刑事たちが横にズラッと並んで歩くシーンとか、好きでしたね。背景が夕日だったり、謎に飛行場だったり…ああいう男臭い感じが良かったなぁと。
僕の中では、刑事ドラマが最初に触れたヒーローなんです。親と一緒に刑事ドラマや『男はつらいよ』を見て、主人公たちの丁々発止のやりとりに憧れてこの業界に入ったようなところもあります。
人情芝居に惹かれてこの業界に入り、これまで20何年やってきましたが、ようやくその目標に一歩を踏み出せたかなというのがあります」
――かつては、各局2時間ドラマのシリーズものが多数ありました。“2時間ドラマの女王”という言葉もあるくらい人気を博していましたが、平子さんは見ていましたか?
「好きでしたね~。よく見ていました。あの時代の2時間ドラマは、どうしたってお色気シーンが付きもので…少年時代はこそこそ隠れて見るみたいな(笑)。湯けむり○○とか、数少ない“青春の娯楽”でした。どこで登場するか分からないお色気シーンのために2時間粘って見ていたという記憶もあります」
――今回は“人情刑事”という設定ですが、モデルにした役者や刑事は?
「いろいろな俳優さんの要素をと言うとちょっとおこがましいのですが、マストは眉間にしわを寄せながら…っていうのはありますよね。あと、ちょっと鼻にかけながら、所々何を言ってるのか分からないみたいなところも、あの頃の刑事ドラマの特色のような気もするので(笑)。でもそれが、味わいがあって良かった! どこかで再現できたらいいなと思います」
――最後に見どころをお願いします!
「さっき1シーン撮影しただけなのでまだ分からないんですけど(笑)、友近さんの作品のファンの方はもちろん、皆さんに楽しんでいただけると思います。そして、役者さんたちが紡ぎ出す、あの時代独特の映像…全編1秒も見逃すことなく見どころが続くと思いますので、その足を引っ張らないように、なんとか食らいついていきます」
【編集後記】
この日、90 年代エンタメの情報発信の場の特徴として挙げられるワイドショーの囲み取材を完全再現!(出演:平子祐希、友近)今後はその様子を、8月12日(火)放送の「勝手にテレ東批評」内「っぽい、テレ東」やSNS で配信予定だ。
実は「テレ東プラス」記者チームも記者役として出演。リポート記事は、第1回放送週に公開予定なので、こちらもお楽しみに!
8月11日(月)放送 第1夜・・・「殺人フードデリバリー!団地妻の秘密」
1993年。妻に先立たれた刑事・呉村安太郎(平子祐希)は、年頃の娘に手を焼きながらも、成長を感慨深く見守っていた。ある夜、団地の一室で住人男性が遺体で発見された。呉村は、被害者の妻・つぐみの心に寄り添いながら捜査を進めるが、後輩からは「人情は時代遅れ」と蔑まれて――。
それでも泥臭く事件を追う呉村は、つぐみが秘密の逢瀬を重ねていたことを知る。果たして呉村は、持ち前の人情で真相にたどり着けるのか?
8月18日(月)放送 第2夜・・・「闇バイトが殺される!復讐のニセ老婆」
大学生が刺殺される事件が発生した。聞き込みの中で、カール・ルイス並みの速さで走る不審な老婆の情報が浮上。事件の鍵は被害者が握っていたグミと、5年前の強盗事件。厳しくも情に厚い呉村が、事件解決に奔走する!
記事提供元:テレ東プラス
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