八尺鬼と対峙するヨリ(キム・ジヨン)とカンチョリ(ユク・ソンジェ)。夜光珠を解き放ち…『鬼宮(ききゅう)』第16話

『鬼宮(ききゅう)』
キム・ジヨン演じる巫女としての運命を拒否してメガネ職人として生きるヨリ、ユク・ソンジェ演じるヨリの初恋の相手ユン・ガプと龍になり損ねて悪神になってしまったカンチョリ。不思議で複雑な三角関係を描くファンタジーロマンス時代劇『鬼宮(ききゅう)』が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。
八尺鬼と対峙する2人
焼け死んだ魂を連れていく死神、火徳差使(ファドクチャサ)を降ろしたヨリ(キム・ジヨン)は八尺鬼の憑(つ)いた王様(キム・ジフン)と対峙する。「何ゆえ火徳差使を降ろした」と驚く八尺鬼に、ヨリは「火徳差使が命じる。甲辰生まれチョン・グムフィは神妙に従え、お前をあの世へ送る」と言って鎖で縛り上げる。「小娘のくせになんて力だ」と、火徳差使を操るヨリの力にあらがえない八尺鬼。
「あり得ぬ、祖母も成し得なかったことをあの小娘が……」と、地下で様子を伺っていたプンサンも焦り、八尺鬼の力を強める祈祷を行う。力を強めた八尺鬼が鎖を振りほどくと、ヨリが血を吐いて倒れ、形勢は逆転。「私の邪魔をし続けるお前を八つ裂きにしたかった」とヨリの首を絞める八尺鬼。そこへカンチョリ(ユク・ソンジェ)が現れヨリを助ける。
ヨリはカンチョリに「逃げて」というが、カンチョリは「それはできぬ。お前が死んだら長い年月を俺1人で耐えることになる」と八尺鬼に立ち向かう。戦いの最中、八尺鬼は「100年前の悪夢の晩、何百回何千回も助けてくれと祈ったが“神”は救ってくれなかった」と己の昇天にしか眼中になかったカンチョリを責め立てる。「お前にとどめを刺してやる」と怒る八尺鬼の力に圧倒されるカンチョリ。ヨリに手を掛けようとする八尺鬼を見て、カンチョリは夜光珠の力を使い果たすためムレスズメの花を口にする。「ダメよやめて」と懇願するヨリだったが、カンチョリは夜光珠の光を解き放ち八尺鬼を打ち倒す。
激しい光に包まれた後、目を覚ましたヨリはカンチョリに駆け寄るが意識はなく……。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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