やっぱりSNS疲れ?「幸せ投稿」が原因でやめたくなる人が続出!
XやInstagramなど、コミュニケーションとしての用途や、興味関心のある情報の収集にも役立つSNS。しかし今、「デジタルデトックス」という言葉が生まれるほど、世間はネットに疲れている。株式会社ライズ・スクウェアの運営する「特定技能外国人の採用サポート」は今回、SNSを利用する男女500人に「SNSをやめたいと思う瞬間」についてのアンケート調査を実施。調査結果から、SNSをどんな瞬間にやめたくなるか、またやめたくても続けてしまうのはなぜか、その実態について紹介する。

幸せでもネガティブでも、嫌悪感を抱く人は一定数存在

普段からSNSに触れている500人の男女が、SNSをやめたいと感じる瞬間、第1位は全体の22.8%で「幸せアピール投稿を見たとき」ということが判明。「落ち込んでいるときに見ると精神的に参る」「みんなが贅沢している姿を羨ましく思ってしまい、嫉妬している自分は性格が悪いと感じて辛い」など、他人の投稿と自分の現状を比べて悲観的になるといった声が集まった。一方、「ネガティブ投稿を見たとき」という回答も11.6%で3位にランクインしており、ポジティブでもネガティブでも、他人の投稿で良い気分にならない人は一定数存在するということが分かる。「時間が無駄だと感じた」という回答も20.6%で1位に僅差で続いた。SNSはひまつぶしに適した投稿が多いため、見流しているうちに、ふと我に返る瞬間があるのかもしれない。

SNSで不快に感じる投稿についても尋ねたところ、過剰な自慢が1位となり、やめたくなる瞬間でもトップだった幸せアピールに近いということから、人は他人の自慢を不快に感じる傾向にあると考えられる。「誹謗中傷」や「愚痴ばかり書いている」などの回答も多く、ネガティブな投稿にも不快を感じていることが分かった。
一見、幸せそうな投稿を見ると、自分と比較してしまうかもしれないが、それはあくまで生活のほんの一部であり、投稿者が常に自慢できる状況にあるわけではない。そんなワンカットに、一喜一憂する必要もないのではないだろうか。
SNSはコミュニケーションとして不快でも、情報収集としては優秀

調査結果から、どんな投稿でSNSをやめたくなるか、不快に感じるかが分かったが、やめられない人が多いのも事実。SNSを続けてしまう理由について尋ねたところ、「情報収集に役立つ」という回答が半数以上を占めた。「好きな芸能人やブランドの情報をいち早く知れて、取りこぼしがない」「SNSは何かあったとき、情報を見つけやすい」など、速報性と情報の幅広さが役に立っていることが分かる。また、「他人とつながるのに必要」という回答も24.6%を占め、カジュアルなコミュニケーションからビジネスでの人脈にも役立っていることが分かる。
メディアより早く、幅広い情報が流れるSNSというものは、この情報社会において、離れがたい存在なのではないだろうか。
※サムネイル画像(Image:chandet / Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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