音楽番組を拒否し続けた甲斐バンド、1度きりの「ザ・ベストテン」出演秘話
更新日:
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
「伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評」(毎週火曜深夜1時30分)。芸能界イチの“テレ東フリーク”伊集院光と、テレビ東京を退社した人気プロデューサー佐久間宣行が、テレ東の番組を好き勝手に語り合う。7月8日(火)の放送から、気になる発言をピックアップして紹介!
【動画】音楽番組を拒否し続けた甲斐バンド、1度きりの「ザ・ベストテン」出演秘話
ロック界のカリスマ降臨!

今回は、「ゲストもテレ東批評」コーナーに、伝説のロックバンド「甲斐バンド」のボーカル・甲斐よしひろが降臨! ロック界のカリスマは、まさかの「テレ東批評」がお気に入り!?「今のレベルのテレビの考え方について話を聞けるし、頷くことも多い」と第1回から視聴し、当番組の前アシスタント・池谷実悠の個性的なキャラクターにも番組開始当初から注目していたという。
他にも、「正解のないクイズ」、「出川哲朗のプロ野球順位予想」などが好きで、ドラマ「孤独のグルメ」はシーズン1から視聴し、DVD BOXも全て持っているという、テレ東フリーク!?

「テレ東自体の会社が少し狂っているじゃないですか」という甲斐の“テレ東”の番組への考察が的確で、伊集院は「何か見流している時に引っかったものに気づくのが早い」と感心。さらに甲斐はテレ東だけでなく他局の番組についても詳しく、佐久間も「しかも僕ら作り手が面白いと思う番組を観ていますね」と驚く。
地上波だけでなくサブスクの配信ドラマや映画も網羅しているエンタメを愛する男・甲斐は、新たなコンテンツとの出会い方について語った。
伝説の音楽番組「ザ・ベストテン」出演秘話

また、毎週生放送で独自のランキングで邦楽ベスト10を発表し、アーティストが楽曲を披露した伝説の音楽番組「ザ・ベストテン」(TBS系/1978年~1989年放送)の出演秘話も。当時、甲斐バンドは「HERO(ヒーローになる時、それは今)」「安奈」など数々のヒット曲を生み出したが、こうした音楽番組に出演しなかった。そんな中、一度だけ「ザ・ベストテン」に出演。
甲斐「1回しか出てない。それも“再放送しない”という覚え書きを書いてもらって出た」
伊集院「あの頃、この番組に出ることがスターになること、売れてるということは、この番組に出てるってことだったから、無理してでもみんな出るの。移動中でも出る、ツアー先でも出る」
甲斐「そんな感じでしたね」
伊集院「一番売れて一番出ない人のイメージ」

甲斐「チャート1位になってて、ツアー先をずっと追っかけられたんですよ。弟子丸さん(番組プロデューサー)が毎回いるんですよ。とにかくその熱意にほだされて『じゃあ1回だけ出ます』って出たんですけど、当然スタジオには行かない。僕らがいつもレコーディングしているスタジオで、『そこから中継だったらいいですよ』っていう感じ」
伊集院「うわー! そうだ」
甲斐「それで、チャート1位で出てるのに、『ザ・ベストテン』では3位だったんですよ。『どういうことだ』って」
一同爆笑!
佐久間「スタジオじゃないからね、たぶん」
甲斐「そうなのよ。さすが! 時間調整が出来るから」
伊集院「レコード売上、リクエストの数、有線放送などでかかった回数とか、その他諸々のことを加味して公平に出したベストテンなんですって言ってる“諸々”の中にはおそらくそういうのも入ってて。生放送がパンクしちゃうかもしれないとか」
甲斐「チャート1位が1位だと思うんですけど、そういうことでない。そこにエクスキューズが用意されている」

佐久間「たぶん甲斐さんの時間を自由にやってもらうために、1位だと短くなっちゃうかもしれないから、ってことだと思いますよ」
甲斐「そうだよね」
伊集院「1位の人の演奏のBPM(テンポ)が異様に速い時ってあったよね。生オーケストラだから調整できるから」

この他、甲斐が「テレ東批評」の良い所として、「佐久間さんに感じるテレビマンの悪意らしきものを、伊集院さんの悪意らしきもので“毒消し”している瞬間がよくある」と指摘。すると、伊集院は、忘れられない“佐久間の悪意”を暴露! 「TVer」、「ネットもテレ東」で無料配信中! お気に入り登録もお忘れなく!
この他、無自覚の悪意!?中根アナが放った言ってはいけない一言、佐久間の好きな球団「レイルウェイズ」についてなど配信オリジナル動画も配信!
記事提供元:テレ東プラス
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。