PGAツアーは“入れ替え”に大忙し? サンダーソン・ファームズがタイトルスポンサー撤退へ
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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9月から行われるPGAツアー秋季シリーズ『フェデックスカップ・フォール』第2戦のタイトルスポンサーを務めるサンダーソン・ファームズが、来年からタイトルスポンサーを退くことが発表された。
サンダーソン・ファームズは2013年から同大会のタイトルスポンサーを開始。契約はあと2年残されているが、来年からはタイトルではなくパートナーシップとして、大会スポンサーの一翼となる。
同社は地元ミシシッピ州ジャクソンを拠点に、家畜肉加工会社として生鮮及び冷凍鶏肉製品の生産、加工製品の販売大手として知られている。2013年以降、大会を通じて慈善団体に1700万ドル(約25億円)以上を寄付してきた。ミシシッピ州では1968年に「マグノリア・クラシック」としてPGAツアーを開催して以来、大会は続いてきた。
「タイトルスポンサーの平均年数は13年」と言われている。フォールシリーズの開幕戦(9月12〜15日)カリフォルニア州ナパバレーでの大会も、今年7月にタイトルスポンサーのフォーティネットが撤退。「ナパバレー・ゴルフ選手権」として開催予定だったが、7月末には新しいタイトルスポンサーとして、建設管理ソフトウェアの米大手企業プロコア・テクノロジーズが発表された。
また、シグネチャーイベントのタイトルスポンサーを務めるウェルズ・ファーゴも今季限りで撤退を決めており、来季からはトゥルーイスト・ファイナンシャルがタイトルスポンサーとなる。(文・武川玲子=米国在住)
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