ガルフ“アティット”と瀧本美織“桜子”、タイでの再会から心温まるエンディング<トウキョウホリデイ>

アティット(ガルフ)からのメッセージに笑顔になる桜子(瀧本美織) 「トウキョウホリデイ」第12話より
タイ出身の俳優ガルフ・カナーウットと瀧本美織がW主演をするドラマ「トウキョウホリデイ」(毎週木曜深夜0:30-1:00ほか、テレ東系ほか)。それぞれの新たな道を歩み始めたアティット(ガルフ)と桜子(瀧本)がどんな結末を迎えたのか。第10話から最終回となる第12話までをレビューする。(以下、ネタバレを含みます)
タイの国民的俳優と日本の甘味処一人娘のラブストーリー
同ドラマは、仕事に追われて大切なものを見失いかけているタイの国民的俳優が、異国の地・日本でヒロインと出会い、恋に落ち、大切なものや本当の幸せを見つめ直していく様子を描く。現代版「ローマの休日」のようなオリジナル逃避行ラブストーリーだ。
インスタフォロワー500万人超えのタイ出身の俳優・ガルフが日本ドラマ初出演にして初主演。“微笑みの王子”の愛称で国内外から愛されている人気俳優・アティットを演じる。
一方、瀧本が演じるのは、骨折で入院している父親に代わり、長年地元で愛されている甘味処「とき和」を一人で切り盛りしているヒロイン・石田桜子。

「トウキョウホリデイ」第10話より
帰国前の取材に答えたアティットの言葉を聞いた桜子が決意
大きな仕事が決まり、改めてスターとして生きる覚悟をしたアティット。日本での仕事を終えてタイへ帰る日、空港でマスコミから思い出を聞かれ、「人との出会いのかけがえのなさを知りました」と話し始めた。
ファンやスタッフへの感謝、「そして何より忙しくて忘れていた大切な気持ちを思い出しました。それは、この人生は僕のものだということです。だから、僕は酸いも甘いも味わって生きてみたい。そのことを日本に来て学びました。この東京での出会いは僕にとって“一生の思い出”」と語った。
「一生の思い出」だけは日本語で答えたアティット。エスケープしていた日々の終わりに桜子と東京観光したときに言った言葉だ。もう会えない桜子への密かなメッセージでもあった。
その取材動画を見た桜子は、夢だった海外へ行くことを決意する。幼なじみのみなみ(岡本夏美)や父・俊夫(風間杜夫)の「迷ったときは、ワクワクしたほうに行け!」という言葉も桜子の背中を押した。

タイへ帰国前に日本の思い出を語るアティット(ガルフ) 「トウキョウホリデイ」第11話より
アティットと桜子がタイで再会!
桜子は、留学先の国の前に、アティットのいるタイへ立ち寄った。「やっと会えた!」と喜ぶ2人がかわいい。
アティットに案内してもらってタイのまちを楽しんだ桜子は、このあと留学先であるカナダ・トロントへ向かうと話す。「いまさら?って、昔の私だったら言ってたと思う。でも、今は違う。“マイペンライ”」と桜子。マイペンライはタイ語で「大丈夫」という意味で、東京でアティットから教わった言葉だ。
桜子の思いを聞いたアティットも笑顔で「マイペンライ」と返し、「君は自由だから」と言った。さらに「タイの国名には自由って意味があるんだよ。“マイペンライ”もその精神からきていて。だからサクラにとっても大事な言葉になってうれしいよ。僕の“エスケープ”も役に立ったね」とほほ笑む。
そして「なんて言ったけど、あの時は僕も限界だった。そんな時にサクラと出会って、僕は“自由”を思い出した。僕にとってサクラは特別な人です」と打ち明けた。
桜子は「ありがとう。私にとってもあなたは特別な人だよ」と返した。そして、「あなたに出会えたことは“一生の思い出”」だと告げた。
一緒に過ごせる時間はあっという間に過ぎていく。まだまだ話し足りない。でも「マイペンライ」。「きっとまた会える」と見つめ合う。アティットは桜子の手をとってからギュッと抱きしめ、次は東京で再会する約束をしてエンディングを迎えた。
視聴者からは「2人が笑顔で再会できてよかった」「再会した2人が本当に楽しそうで幸せそうでたまらんのだが」「ハグにドキドキした」「最高のエンディングだった」「2人のまたね~が可愛すぎた」などの感想が寄せられた。また、互いに“特別な人”と明かし、東京での再会を誓った2人の様子から、「続編に期待」の声も上がった。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

夢だった海外留学に旅立つ桜子(瀧本美織) 「トウキョウホリデイ」第12話より

桜子(瀧本美織)との出会いを経て前に進むアティット(ガルフ) 「トウキョウホリデイ」第10話より

「トウキョウホリデイ」第11話より

みなみ(岡本夏美)の明るさが視聴者の癒しにもなっていた 「トウキョウホリデイ」第12話より
記事提供元:Lemino ニュース
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