イ・ジェフン“ジュノ”らM&Aチームがゴルフ場売却ミッションで難しい判断を迫られる<交渉の技術>

「交渉の技術」第20話より
イ・ジェフン主演による韓国ドラマ「交渉の技術」の第19、20話がLeminoで配信中。“伝説の交渉人”ユン・ジュノ(ジェフン)らM&Aチームが、ゴルフ場売却のミッションで先方から厳しい条件を突き付けられ、難しい判断を迫られた。(以下、ネタバレがあります)
売却交渉の相手はジュノの因縁の人物
大手企業のM&A専門家ジュノと、そのチームが繰り広げる究極の頭脳戦を描く企業ドラマ「交渉の技術」。韓国JTBCで2025年3月、4月に放送され、回を重ねるごとに視聴率を上げるなど、話題となった。
順調に結果を残してきたジュノに課された新たなミッションは、グループ傘下のゴルフ場「グリーンビューCC」を売却すること。会長からの直接的な命令であり、この件を問題なく遂行できれば、ジュノはサンインの役員に昇格する。
だが、順調に進んでいた売却交渉は、買い手がジュノにとって因縁の相手だったことで一気に暗転する。第19話では「グリーンビューCC」の財務課長チョン・ボンジュ(チャン・ソヨン)が1憶ウォンを横領した事実が発覚。
他にも財務上の重大事案が複数見つかったことで、ジュノは買い手から“全員解雇”という厳しい条件を突きつけられる。そして第20話では、買い手の厳しい態度の裏にサンイングループのソン・ジェシク会長(ソン・ドンイル)の思惑が絡んでいることが浮き彫りになってくる。

「交渉の技術」より
買い手の“条件”のせいで苦境に立たされる
ゴルフ場売却案件を通して、間接的にソン会長と対峙(たいじ)することになってしまったジュノ。売却を断念すれば、会長のミッションに失敗することになり役員どころか今後の会社での立場が危うくなってしまう。そしてミッション遂行を進めれば買い手の要求は全員解雇ということで、ゴルフ場の全職員が職を失うことにもなりかねない。ジュノは難しい判断を迫られる。
ギリギリのところでジュノが取引相手と頭脳戦を戦わせるシーンが続く本作。交渉の場での難しい判断や、ポーカーフェイスなジュノの思惑について視聴者が理解する助けになるのがチームの末っ子インターン・ジンスの存在だ。

「交渉の技術」キービジュアル
法務の専門家オ・スニョン弁護士(キム・デミョン)、財務の専門家クァク・ミンジョン課長(アン・ヒョンホ)に対し、インターンのジンスはM&A業務の初心者。都度、分からないことをチームの先輩たちに質問し、学びながら業務にあたっている。
ジンスがスニョンやミンジョン、ジュノに投げ掛ける質問とその答えは、そのまま視聴者に向けた解説にもなっており、ドラマを見ることで勉強になるし、詳しくない人でもM&Aの交渉術に触れられる。
第19話でも専門用語の意味について質問したり、会社の口座から引き落とした1憶ウォンを同僚のために使ったボンジュについて「お金を返せばなかったことになりますか?」とジュノにストレートに聞いたり、「全員解雇はやり過ぎでは?」と意見したりと、インターンの視点ならではの質問でストーリーの理解に必要な情報を引き出している。
そんなジンスの発言に注目することで、M&Aチームの動きやその背後にある思惑がぐっと明確になるとも言える。今後も癒やし度満点の末っ子インターン、ジンスの存在にも注目したい。
「交渉の技術」(全24話)は毎週土日に2話ずつLeminoで独占配信中。続く21、22話ではジュノが監査を受け、懲戒委員会にかけられる展開が描かれる。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「交渉の技術」第19話より
記事提供元:Lemino ニュース
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