松本まりか“すみれ”渾身の経営計画書が上杉柊平“宗春”との関係を変える『ミス・ターゲット』第2話

『ミス・ターゲット』
松本まりかが結婚詐欺師を演じるドラマ『ミス・ターゲット』第2話が映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。お金があれば幸せになれるという朝倉すみれ(松本まりか)と、お金がなくても幸せになれるという村松宗春(上杉柊平)は、正反対の価値基準を持ちながら、それぞれの幸せのカタチに興味を抱き、再び会う約束を交わす。「あなたの幸せ、どんなものか見てみたいんです」というすみれのリクエストに応え、宗春は律儀に、自分が幸せを感じられるある場所へとすみれを連れて行くが、それはすみれに史上最低のデート体験をもたらすことになり…
「すみれさんはヨモギのような人です」ヨモギが2人の距離を縮める
翌日、経営計画書を手に、すみれは和月堂を訪れる。経営計画を楽しげに語るすみれだが、宗春はいまいち理解できていない。世界中に店を作るともっとお金を稼げると言うすみれに対し、「もっともっとお金を稼いでどうするんですか?」と問いかける宗春。際限なく欲しがるすみれの姿勢に、「幸せってそういうことじゃないと思います」と一蹴するのだった。
言葉を失い、店を後にしたすみれと入れ違いで、竜太郎(沢村一樹)がやってくる。「最初はいい人かと思ったけど価値観合わなくてさ。一番大切な感覚が合わないっていうか、残念な人だなって」と語る宗春に対し、経営計画書をきちんと見るように促す竜太郎。経営計画書には、単なる金儲けではなく、草餅のおいしさや宗春の和菓子への情熱についてまとめられていた。「この草餅を食べると、幸せになれる」という文字を見て、草餅を食べたときのすみれの笑顔を思い出した宗春。計画書を手に店を飛び出す。
すみれを見つけた宗春は、すぐに頭を下げて謝罪する。「すみれさんのことを教えてほしい。知りたいんです」と改めてすみれと向き合おうとするが、「私とあなたは全く別の人生を歩んできた。全く価値観が違う」とすみれは距離を取る。
去ろうとするすみれに、「すみれさんは色々大変な人生を歩んできたから、ヨモギのように周りの人を救える、愛のある人に育ったんだなって」と思いを告げる宗春。「愛のある人にしか、こんな資料作れませんから」という宗春の言葉に、思わず涙を流すすみれだった。

『ミス・ターゲット』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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