「もしかして私かも…」2.5人に1人が経験!巧妙化する「ネット詐欺」の怖さとは?
全国約400の訪問拠点・持込店舗インフラを保有し、最短即日で年間42万件以上のパソコン・スマホの修理・トラブル解決を行っている独立系企業「日本PCサービス株式会社」。「デジタルの総合病院」としてあらゆるデジタルの困りごとを解決する同社は今回、ネット詐欺・置き配盗難被害に関する定量調査を実施。8割以上がネット利用に不安を抱えているという結果にともない、ネット詐欺の被害時における心配なポイントや求められるサポートについて紹介していく。

ネット詐欺に不安を感じる人は8割以上にのぼる

今回の調査結果によると、インターネット利用時、ネット詐欺被害に対して「常に不安」という回答は31.3%、「たまに不安」という回答は54.8%となり、不安を感じている人は全体の86.1%もいることが判明。そのうち、「実際にネット詐欺被害に遭った」という人は8%、「詐欺かもしれないと思った」という人が34.8%も存在し、約2.5人に1人がネット詐欺被害やヒヤリとした経験があることが明らかになった。

実際に被害に遭った人から被害内容を伺ったところ、65.6%が金銭的損害を受け、うち約3割が10万円以上の損害を被っているという。なかには30万円以上の損害も見られることから、ネット詐欺の金銭的被害がいかに深刻かが分かる。
金銭的被害だけではないネット詐欺

ネット詐欺の被害時、何がもっとも心配だと感じるか尋ねたところ、78.2%が「情報漏洩」を心配していることが明らかになった。金銭的な被害も恐ろしいが、個人情報が漏洩してしまうと、金銭的被害に加え、顔バレや住所バレなどの二次被害につながる恐れもある。また、「被害に気づけるかどうかわからない」という回答も多く、知らず知らずのうちに危険にさらされていたという可能性もあるのがネット詐欺の恐ろしいところだ。
一方、詐欺被害時に利用するサポートについても尋ねたところ、「カード/口座等の停止手続き」が62.5%ともっとも高く、2位は「金銭的被害の補償」だった。また、情報漏洩しているかどうかはユーザー側では判断しにくい部分であるため、「情報漏洩していないかの確認」も3位にランクインした。
ネットの普及にともない詐欺の手法もどんどん増えている。ネットユーザーはネット詐欺に対して慎重になるだけでなく、サポートも駆使して被害時の対策を用意しておくことが重要になってくる。
出典:【日本PCサービス】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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