今までとは一味も二味も違う深田恭子の"今"を写した22作目となる最新写真集!「お芝居でもそうですし、写真でも皆さんに何かを伝えられたらいいなって」
7月スタートのドラマ『初恋DOGs』で約2年ぶりにドラマ出演をする女優・深田恭子が6月30日(月)発売『週刊プレイボーイ28号』の表紙&巻頭グラビアに登場!
そして、前作から約5年ぶりとなる写真集が8月6日(水)に発売決定! これまでの写真集とは一線を画す、新たな深キョンの魅力に迫る。
■海の上では誰もカッコつけられない――5年ぶりの写真集『AO(アオ)』の発売が発表されました。
深田 今のこのタイミングでまた写真集のお話をいただけるなんて、本当にありがたいです。今までは体を鍛えたり、写真集に向けて体づくりをしていたんですが、今回は少し食事制限をしたぐらいで、ありのままの自分を皆さんにご覧いただきたいなと思って撮影に臨みました。
――前作に続き、撮影地はおなじみのハワイでした。
深田 ハワイには何回も行っているのですが、何度目でも降り立った瞬間一気に気分が上がります。空港に着いてすぐにアロハポーズをして記念写真を撮っちゃいました(笑)。やっぱり、行くとやっちゃうんですよ。
――深田さんにとって、ハワイという場所は?
深田 普段の私はのんびりしているタイプなんですけど、ハワイは逆にアクティブになれる場所。いろんな場所へ行って、ちょっとの空き時間も何か運動していたいなと思ったり。ハワイへ行くと、いつもより健康的にもなります。外食はせずにヘルシーなお弁当を食べて、早寝早起きをして。そして何より、ハワイはサーフィンに出会わせてくれた場所です。
――今回の写真集でも、波に乗る姿を披露しています。
深田 4年ぶりのサーフィンだったんですが、やっぱり波に乗ると別世界に行けるなぁとあらためて感じました。すごく気持ち良かったです。自然にはあらがえないし、海の上では誰もカッコつけられない。そんなところもサーフィンが好きな理由です。
――4年ぶりのサーフィンで、ほかに気づいたことは?
深田 前日入りして、いつも教えてくれる先生に今回もついてもらってサーフィンの練習をしたんですけど、開始早々ボードでアゴを打ってしまって。それでちょっと怖くなっちゃったんですよ。でも、先生から「サーフィンでケガをすること、ボードから落ちてしまうのは当たり前のこと。だからいいんだよ、何回落ちたって」と言われました。その言葉を聞いて、「そういえば(始めたばかりの)あの頃は何も恐れていなかったな」ってあらためて思ったんです。
――まさに「初心忘るべからず」ですね。そして、今回もサーフボードのデザインをご自身でされたんだとか。
深田 前回の写真集では、ショッキングピンクで大きく「KYOKO」と名前を入れたんですよ。でも今回は、名前ではなくボードの中心に小さく赤いハートを添えて、好きな色も薄いピンクになったので、その色を全体に使いました。年齢を重ねて、自然とそういう好みに変化したんだと思います。
――写真集には、テニスを楽しむ姿も掲載されています。
深田 テニスは1度だけやったことがあるんですけど、そのときは全部空振りで(笑)。今回はテニス経験者のスタッフさんにポイントを教えていただいて、ラケットにちゃんとボールを当てられるようになったんです。スパン!ときれいに打てたときの気持ち良さを初めて知りました。それが楽しくて、夢中になってテニスをしている私が写っていると思います。
――写真に汗も写っています。
深田 それぐらい夢中で(笑)。何回かホームランを打って、コートの外にボールが飛んでいきました(笑)。楽しすぎたので、帰国してからテニスの個人レッスンも予約したんですよ。
――大胆に背中を見せているカットも、今までにない新たな挑戦と感じるほど印象的です。
深田 そこまで「やるぞ!」と意気込んで臨んだわけではなくて、テニスで気持ちいい汗をかいた後に、心地よい気分で撮影してもらったことを覚えています。カメラマンのアンディとは久しぶりだったので、思い出話などをしながら楽しく撮影してもらいました。
――そうだったんですね。余談ですが、空き時間にお買い物など、撮影以外でもハワイを楽しむ時間はありましたか?
深田 ほとんどお買い物はしなかったんですけど、唯一買ったのはプードルのぬいぐるみです。犬を飼っているんですけど、撮影のラスト3日間ぐらいで、愛犬に会いたくて耐えられなくなって。でもすぐには会えないので、ぬいぐるみを買いました(笑)。
■躍動感が伝わる写真集にしたくて――7月スタートのドラマ『初恋DOGs』では、ドッグカフェの店長・宮瀬優香役で2年ぶりにドラマ出演します。
深田 現場が出演している動物たちに配慮しながら撮影する動物ファーストの環境で、そこにすごく感動しています。ドラマには獣医さんも登場していて、私も実際にお世話になっているので、ドラマを通してそのお仕事の大変さをより深く知り、あらためて感謝の気持ちも強くなりました。
――これまでたくさんの作品に出演していますが、深田さんにとって"演じる"ということは?
深田 どうしたら上手になれるんだろうって、いつも考えていることです。楽しく演技できた日はうれしいですけど、ダメだったなっていう日もある。今は、2年ぶりですけど特に気負うこともなく、できるだけ楽しみながら演じることができたらいいなと思っています。
――演技のお仕事と写真表現のお仕事は通じるところがあるとよく言います。深田さんは今作が22冊目となる写真集ですが、これだけ多くの写真集を出し、写真表現に意欲的な女優さんは本当に貴重だと思います。
深田 本当にありがたい限りです。せっかくいろんな機会をいただいているので、お芝居でもそうですし、写真でも皆さんに何かを伝えられたらいいなと思っています。そういう意味では今回の写真集を出すに当たって、自分の中で決めていたテーマがあったんですよ。
――どんなテーマでしょうか?
深田 躍動感が伝わる写真集です。なので、撮影ではその場に止まってポーズを取っているというよりも、いろいろと動きながら、特にカメラマンのアンディといろんなお話をしたり、コミュニケーションを常に取りながら撮ってもらいたいなって。写真を通して私が素で楽しんでいる空気感が伝わって、ハワイで一緒に遊んでいるように感じていただけたらうれしいです。
■深田恭子(Kyoko FUKADA)
1982年11月2日生まれ 東京都出身
〇1996年、ホリプロ・タレント・スカウトキャラバンのグランプリ受賞をきっかけに芸能デビュー。以後、女優として映画、ドラマを中心に活躍を続けている。7月1日スタートのドラマ『初恋DOGs』(TBS系、毎週火曜22:00 ~)に出演。今回の写真集『AO』はオールハワイロケを敢行。5日間にわたった撮影で、フィットネスやテニス、サーフィンなど、アクティブな深キョンの魅力が炸裂。日本の夏を熱くする決定版をお見逃しなく!
公式Instagram【@kyokofukada_official】
取材・文/大久保和則 撮影/ND CHOW
記事提供元:週プレNEWS
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