中村ゆりか“美羽”と 野村康太“拓人”が電撃破局。埋められなかった亀裂『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』第11話

『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』
『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』第11話がテレビ東京で6月13日(金)に放送された。美羽(中村ゆりか)の元に恵子(松下由樹)が来訪したことを聞いた拓人(野村康太)は、安堵で無意識に涙を流す。拓人が自分より恵子を気にかける姿に美羽は苛立ちをぶつけ、2人の日常は歪みはじめる。また、恵子への恋しさを募らせる拓人は、後任のマネージャー・神崎(桜まゆみ)へもその思いをぶつけてしまい、拓人を囲む日常の歯車が崩壊しはじめる…。そんな矢先、再び拓人の母・雪乃(山口紗弥加)が仕事現場に現れ、拓人のトラウマを呼び起こす。絶望の中、拓人の前に現れたのは…。
刃物をちらつかせる母親。身を挺し拓人をかばった人物は…
美羽と暮らす家に戻った拓人。美羽は、どこへ行っていたのか、拓人を問いただす。恵子の家に行っていたことを明かし、詫びる拓人。美羽は「何に謝ってるの!」と声を上げると、拓人は「みんなが『恵子さんとは関わるな』って、『あの人はおかしいんだもう忘れろ』って、でも…!忘れることなんかできない。あの人と出会ったことをなかったことになんかできないよ!」と言い放つ。
「あんな女のせいで、あんたたちのせいで、こんな傷まで負って、芸能界まで引退して!私はどうなるのよ!あんたの今の立場があるのは、誰のおかげだと思ってるの!?私が記者会見を開いてあなたをいいようにしたんでしょ!」と怒鳴る美羽に、拓人はせせら笑う。「そういうことか。世間では、美羽は俺をかばって傷を負った悲劇のヒロイン。そのポジションがほしかったんだ!」と罵る拓人。二人の亀裂は、もはや埋められなかった。その後、週刊誌に「電撃破局」の見出しが躍り、恵子はそれをひそかに見ていた。
ある日、拓人がマネージャー・神崎(桜まゆみ)と仕事現場で歩いていたところ、拓人の母・雪乃(山口紗弥加)が、突如現れた。「私、手術するの。お金がいるのよ。たっくん忙しくて振り込めないって言うから、取りに来たの」と雪乃は拓人にお金を無心し、刃物を取り出した。「私は、だあれ?母親でしょー!」と圧をかける。「あなたの唯一の家族」と話す雪乃に、拓人は「あんたなんか母親じゃない!」と強く拒んだ。だが雪乃は、「私産んだのよあんたのこと。嫌だったけど。子どもできたって言ったらあの人出て行ったけどね」「あんたのせいで人生滅茶苦茶にされたお母さん。だから、あんたは私に尽くさなきゃいけないでしょ」と叫び、ゆっくり拓人に近づく。そんな緊迫の瞬間に自らの危険を顧みず、拓人を庇うように、ある人物が立ちはだかり…。

『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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