林亜莉奈が初V L.A.B.Golfのパターに「結構助けられました」【マイネク優勝ギア】
<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第6戦 Sky Look up Ladies Cup 最終日◇20日◇涼仙ゴルフ倶楽部(三重県)◇6501ヤード・パー72>
林亜莉奈がトータル9アンダーでマイナビ ネクストヒロインツアー悲願の初優勝を飾った。
マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第6戦の最終日は林亜莉奈が5バーディ・ボギーなしの「67」をマーク。トータル9アンダーで初優勝を飾った。ウェッジとパター以外は用具提供を受ける本間ゴルフで統一している。
以前までは3番と5番ウッド、ユーティリティ2本に、アイアンは5番から入れ、ウェッジ2本のセッティングだったが、2年前からウェッジを3本体制に変更。ユーティリティも番手を1つ上げて、5番ウッドを抜いた。「ウッド系があまり得意な方ではなくて、パワーはない方ではないので5番アイアンまで入れています」とアイアンメインの14本になっている。
ドライバーは曲がらないと賞する本間ゴルフの最新モデル『T//WORLD TW767 LS』を使っているが、アイアンは『T//WORLD TW747 Vx』の2018年モデルが「好きすぎて変えられない」と愛用。3番ウッドも18年モデルを使い続けている。
今回の勝利に繋がったのは58度のウェッジ。2年前イップスに陥ったときからパターのように打つ練習を続けてきた。ボールを右寄りに置いて、クラブを少しヒールアップして打つ。17番でのチップインバーディはその練習が生きたショットだった。トップタイで並んでいた久世夏乃香はこのホール、2オンし、一方の林はグリーンの外。「絶対にボギーにしちゃだめということだけを考えた。入れにいったというより寄せて転がってくれたら」とパーセーブ狙い。手前の上りラインを残すイメージだったが、カップインし、バーディとなった。
「前はアプローチ、その前はドライバーが苦手だったんです。でも今はこれが嫌ですっていうのはない。緊張はするけどパターは嫌いじゃないかな」。大会を通してパットの感覚がよく、「結構助けられました」と1年前から使っているL.A.B.Golfの『MEZZ.1』パターが活躍したことを挙げる。初日も“ガッツパー”が2ホールあったことも好スコアに結びついた。
次戦はボナリ高原ゴルフクラブ(福島県)で開催される第7戦「リオン・ドールコーポレーション / ゴルフパートナーチャレンジカップ by XEBIOグループ」に出場予定。2年前はツーイーグルを記録したコースでもあるが「ボギーを打たない。悪くてもパーで抑えることを徹底して、スコアを伸ばしていけたら」とその翌週に控える1次プロテストへ向けていい流れを作りたい。
【林亜莉奈のクラブセッティング】
1W:本間ゴルフ T//WORLD TW767 LS(9.0度/ツアー AD GC-5S)
3W:本間ゴルフ T//WORLD TW747(15度/ツアーAD TP-5S)
3,4U:本間ゴルフ T//WORLD TR21 UT(18度・21度/ヴィザード UT-H8)
5~10I:T//WORLD TW747 Vx(N.S.PRO 850GH S)
48・52・58T度:フォーティーン F-WEDGE(N.S.PRO 950GH S)
PT:L.A.B.Golf MEZZ.1
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