日本の伝統的な色彩の着物250点を寄贈 京友禅の千總、創業470年にちなんだ47色
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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世界でも、創業年数が長い企業が最も多い国として知られているのが日本。たとえば京友禅の千總(ちそう、京都市)は今年創業470年。これを記念した地域貢献事業として千總は、京都・花街が誇る伝統伎芸を保存・継承する「おおきに財団」に、47色・250点の着物を寄贈した。
若菜色、藤色、鴨川鼠(かもがわねず)など、日本の伝統的な色彩を踏まえつつ、現代の京都のまちに映える色で染め上げている。現代の女性を美しく見せる色として、470周年にちなんだ47色を選び、製作した。色無地は、絹に美しい色彩を表現するという染織における重要な技術の粋。今や希少になってきた職人の手仕事で一枚一枚染めている。寄贈を通じて京都でともに伝統の美と技を支え、地域社会への貢献を目指して、五花街のすべての芸妓さん・舞妓さんに着用してもらえる点数を用意したという。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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