黒幕はキム・ボンイン!? 証拠はないとしらを切る領議政に王様(キム・ジフン)が取った行動とは……!?『鬼宮(ききゅう)』第12話

『鬼宮(ききゅう)』
キム・ジヨン演じる巫女としての運命を拒否してメガネ職人として生きるヨリ、ユク・ソンジェ演じるヨリの初恋の相手ユン・ガプと龍になり損ねて悪神になってしまったカンチョリ。不思議で複雑な三角関係を描くファンタジーロマンス時代劇『鬼宮(ききゅう)』が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。
カンチョリ(ユク・ソンジェ)の心は癒されず、王様(キム・ジフン)は領議政の策略に涙する
王様(キム・ジフン)とヨリ(キム・ジヨン)たちは八尺鬼が生まれた原因を探るために龍潭(ヨンダム)谷へ向かう準備をしていた。王宮を離れている間、王妃や王子が狙われないように和尚が守りを固める。王様はふさぎ込んでいるカンチョリ(ユク・ソンジェ)の体調を心配するが、ヨリは「体が悪いのではない」と告げる。カンチョリはピビを亡くし、一方で八尺鬼は大蛇の夜光珠で力を増したことに王様は悔しさを感じていた。
王様の元を訪れた大妃は、プンサンを紹介した者がヨンイン大君の乳母であることを伝える。先王が崩御し打ちひしがれていた時に信用できる者だと推挙されたという。乳母に問いただすと、当時、領議政であるキム・ボンインに脅され推挙したのだと答えた。そうとも知らずプンサンの口車に乗ってしまったことを激しく後悔する大妃。大罪を犯し処罰を求める大妃に王様は「よく話してくれました」と優しい言葉を投げ掛ける。
黒幕が領議政であると確信した王様は、キム・ボンインを呼び出し先王が愛用していた矢筒を見せる。先王の乱心により血に染まった矢筒を領議政が丹念に血を拭き取り、革を手入れしてくれたことを昨日のことのように語る王様。領議政もあの日王様が自分の腕の中で幼子のように涙を流したことを覚えていた。王様が領議政の行った罪を問いただすと、領議政は「くっくっく……」と笑いだす。「全ての原因は王様にある」と条理に従わず両班を敵に回した王様が悪いのだといい、鬼神を操ったという証拠はないとしらを切る。そんな領議政に王様は「たったいま罪を自白したでしょう」と隠れて聞いていた両班たちを呼び寄せ、キム・ボンインを流刑に処すのだった。

『鬼宮(ききゅう)』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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