岩井姉妹とは同級生、南ミシシッピ大卒の安藤百香が初出場 3年ぶりの日本での試合に「慣れていかなきゃいけない」
<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第6戦 Sky Look up Ladies Cup 事前情報◇18日◇涼仙ゴルフ倶楽部(三重県)◇6501ヤード・パー72>
今大会で初出場を迎えるのは今年の5月に南ミシシッピ大学を卒業したばかりの安藤百香。今季から米ツアーで活躍する岩井姉妹とは強豪・埼玉栄高校ゴルフ部の同期で、2019年の関東高校選手権ではメンバーとして団体優勝を果たしている。
高校卒業後は渡米。海外を選んだのは、環境面や語学を含めた幅広い経験を求めての決断だった。「日本の大学と悩んだけど、結果的によかった。芝から打たせてもらえるコースも多くて、思っていた以上だった」と充実した練習環境で4年間を過ごした。しゃべれなかった英語もチームメイトに助けられ、自然と習得。海外ツアーも見据えられるようになり、選択肢が広がったことも大きい。
特に、米国での生活で印象に残っているのはメンタルトレーニングとコースマネジメントの指導。「調子が悪かった時期でも、専門の人に支えてもらって乗り越えられた」と、今の強みになっている。
今年は、初挑戦する日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストに向けて日本での試合経験を積むため、米国には残らずに帰国。知り合いも多く出ているマイネクツアーに登録した。
日本での試合は約3年ぶり。「芝とグリーンが全部違うからそこに慣れていかなきゃいけない」と戸惑いながらもアジャストしていく。「向こうは州によるけど、日本ほどラフは長くない。グリーンも50ヤードくらいあった」と慣れないことだらけ。フェアウェイキープ率の向上、そしてフェアウェイバンカーの練習を重点的に取り組んでいる。
今年のマイネクツアーでの目標はもちろん「優勝」。持ち味でもある攻めのプレーと米国ならではの経験を武器に初優勝を狙う。(文・小池文子)
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