屈指の規模を誇る有名花火大会へのJR臨時列車利用のツアー、大曲・長岡・柏崎の花火を楽しむ有料観覧席付き花火観覧ツアーを販売中
JR東日本びゅうツーリズム&セールスが、2025年夏に主要な花火大会に合わせたツアー商品を販売します。
対象となるのは国内で最大規模を誇る、秋田県大仙市で開催される日本三大花火大会かつ日本三大競技花火大会の一つに数えられる『全国花火競技大会「大曲の花火」』、新潟県長岡市の信濃川で行われる日本三大花火大会の一つ『長岡まつり大花火大会』、そして新潟県柏崎市の海上を舞台に繰り広げられる壮大な花火演出がみどころの『ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会』という、3つの大規模な花火大会です。
いずれも上野駅発着の団体臨時列車を利用し、花火の有料観覧席とセットになったツアーで、交通渋滞を気にせず快適に移動できるのが魅力です。
ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会 7/26(土)

新潟県柏崎市で行われる「ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会」は、2025年7月26日(土)の開催です。柏崎でしか見られない尺玉100発一斉打上など豪華な花火が多く打ち上げられ、幅600メートルのワイドスターマインも見どころです。1万6000発の花火が打ち上げられる予定です。
ツアーは7月26日(土)の10:10上野発です。約1万6千発の花火を有料席で楽しめるほか、鯛めし弁当、ルマンドアイスやお菓子詰め合わせ、原酒造の地酒試飲などが楽しめます。花火を観覧後は、23:20に柏崎駅を出発し、上野には翌7月27日の朝6:26に到着します。

旅行代金は、グリーン車指定席で5万5千円、普通車指定席で3万9千円などとなっています。
2025長岡まつり大花火大会 8/2(土)

全国的に有名な「長岡まつり大花火大会」は、2025年8月2日(土)に開催されます。この大会には、昭和20年の長岡空襲で亡くなった人への慰霊、復興に尽力した先人への感謝、そして恒久平和への願いが込められています。信濃川の両岸を舞台に、約2万発の花火が打ち上げられる迫力満点の花火大会で、直径約650mもの大輪の華となる「正三尺玉」や打上げ幅約2㎞に及ぶ「復興祈願花火フェニックス」など、夜空を埋め尽くすほどの大型花火の数々が魅力です。
ツアー列車は8月2日(土)の11:10に上野を出発。長岡駅周辺の自由散策や、NewDays・NewDays KIOSKで利用できる1,000円分の利用券が付きます。空を埋め尽くす豪華絢爛な花火を有料観覧席よりフィナーレまで楽しんだ後、復路は8月3日(日)の深夜1:10に長岡駅を出発。朝6:26上野駅に到着します。

旅行代金は、窓側確約プランで大人1名59,800円、2名以上申込プランで大人1名49,800円。長岡フリープランは大人1名38,800円です。
第97回全国花火競技会 大曲の花火 8/30(土)

有名な大曲の花火は2025年8月30日(土)の開催。例年60万人以上が集まる大曲の花火の正式名称は「全国花火競技大会」です。開催場所である大仙市が合併する前の自治体名が「大曲市」であったことから「大曲の花火」として認知されています。1910年(明治43年)に大曲市に鎮座する「諏訪神社」の祭典余興として始まったといわれており、100年以上の歴史を誇る大会だそうです。「大曲の花火」は花火の質を競う競技大会となっており、最優秀の花火には内閣総理大臣賞が授与されます。(内閣総理大臣賞が授与される花火大会は「大曲の花火」と「土浦全国花火競技大会」のみだそうです)
こちたへのツアーは、8月29日(金)の21:40に上野駅を出発する2泊3日のツアーです。1日目出発後は団体臨時列車内での車中泊の後、翌8月30日の朝8:06に秋田駅着。その後は秋田駅で自由散策を楽しみ、秋田駅発14:14~17:10までの秋田新幹線こまちにて大曲駅へ移動(乗車時間は約30分)します。有料観覧席より、第97回全国花火競技会 大曲の花火を見物(昼花火の部17:10~、夜花火の部18:50~開始)。花火を最後まで満喫した後に、復路は深夜1:27に大曲駅を出発し、団体臨時列車の「夜行E653系大曲の花火満喫号」で上野へ向かい、8月31日(日)の11:25に上野駅に到着します。
旅行代金は、グリーン車指定席プランで大人1名79,000円、普通車指定席プランで大人1名68,800円(窓側確約)などです。
(TOP写真_花火の背景:PIXTA 画像:JR東日本びゅうツーリズム&セールス)
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記事提供元:鉄道チャンネル
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