2戦連続Vの早川夏未 「仕上がっている」テーラーメイド&スリクソン混合セッティング【マイネク優勝ギア】
<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第5戦 PIM Ladies Tournament 一日競技◇9日◇サニーカントリークラブ(長野県)◇6207ヤード・パー72>
早川夏未が8アンダーの圧巻のプレーを披露し、2戦連続Vでマイナビ ネクストヒロインツアー通算3勝目を飾った。
前戦での優勝をから好調をキープ中。クラブの大きな変更はなく、テーラーメイドとスリクソンの混合セッティングを継続している。
ドライバー、3番と5番ウッドはテーラーメイドの『Qi10』を使用。用具提供を受けるダンロップのものではないが、「ダンロップさんと、自分に合うクラブとシャフトを作っている途中」とのこと。柔らかい打感を好む早川にとって、スリクソンの現行モデルはやや硬く感じるようで、現在は細かな調整を重ねている。
ウッド以外はすべてダンロップ製に統一。ユーティリティはスリクソン『ZXi』、アイアンは『ZXi5』をチョイス。クラブ選びにおいて大切にしている「打感と操作性」の面でも納得のクラブであり、今大会でもバーディチャンスを量産する原動力となった。
さらに注目すべきは、1カ月前に実施したシャフトのスペックダウンだ。昨年まで使用していたSフレックスから、トゥルーテンパーの『スチールファイバー70R』に変更。「高さで止められるクラブ」への変化により、プレーの安定性につながっている。
また、今回8つのバーディを奪取した中で、「苦手なスライスライン」を決め切れたことが勝利のカギに。そのグリーン上で心強い存在となったのが、テーラーメイドの『スパイダーX』だった。
ウッド3本については今後ダンロップ製に替える可能性も示唆するも、「クラブが仕上がっていた」と語る現在のセッティングは、本人にとってまさに“最適解”。自信を持ってティイングエリアに立てている。
【早川夏未の優勝セッティング】
1W:テーラーメイド Qi10(10.5° ディアマナWB 53S)
3,5W:テーラーメイド Qi10(15,18° ディアマナ WB 53S,SR)
4,5,6U:スリクソン ZXi(22,25,28° テンセイプロ1K 60HY S)
7I~PW:スリクソン ZXi5(スチールファイバーi70 R)
48,52,58°:クリーブランド RTX6(MCI 70S,80S)
PT:テーラーメイド スパイダーX
BALL:スリクソン Z-STAR
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