自作デザインのヘッドマークを付けた電車が本線を行く 熊本電鉄が新サービス(熊本県)
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オリジナルヘッドマークを掲出した電車(静岡鉄道から譲受された1000形)=イメージ=(画像:熊本電気鉄道) 鉄道ファンの夢の一つが、自分のデザインしたヘッドマークを付けた列車が本線上を走ること。そんな夢をかなえてくれる鉄道が熊本県に出現した
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鉄道ファンの夢の一つが、自分のデザインしたヘッドマークを付けた列車が本線上を走ること。そんな夢をかなえてくれる鉄道が熊本県に出現した。
熊本電気鉄道は、公式オリジナルグッズを販売する「くまでんショップ」と「オンラインくまでんSHOP」の開設10周年を記念して、「オリジナルヘッドマーク掲出サービス」を商品化、提供を始めた。鉄道ファンが自らデザインしたヘッドマークを、熊本電鉄が列車に掲出できる本物に。ヘッドマークを付けた列車は最長31日間本線上を運行する。
一部の鉄道会社がイベントなどの形で実施してきたオリジナルヘッドマーク製作を、パッケージ商品・サービス化したのがポイントだ。
製作するヘッドマークはアルミ複合板で、サイズは直径40センチ、厚さ3センチ。デザインは、公序良俗に反するもの、著作権を侵害するものはアウト、個人が被写体の場合は事前の許可が必要といった一定の制限があるが、常識的なものならOKだ。
データ提出後、製作から掲出まで1カ月ほど必要。ヘッドマークは期間終了後、購入者に進呈する。希望月、希望日から最長31日間掲出。車両は選べない。申し込みはインターネットのオンラインくまでんSHOPへ。
熊本電鉄は、「鉄道ファンに加え、記念日やイベントの告知など、オリジナルヘッドマークを〝走る掲示板〟として活用してほしい」と呼びかける。
記事:上里夏生
記事提供元:鉄道チャンネル
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