CO2を食べる自販機を東京・銀座の地下に2日間展示 2030年までに5万台設置が目標
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“自販機天国”のニッポン。さまざまな機能がついた自動販売機は海外でも話題になるほどだが、自販機自ら「食べる」というマシーンはなかなか珍しい。アサヒ飲料(東京)は、「CO2を食べる自販機」を、世界環境
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“自販機天国”のニッポン。さまざまな機能がついた自動販売機は海外でも話題になるほどだが、自販機自ら「食べる」というマシーンはなかなか珍しい。アサヒ飲料(東京)は、「CO2を食べる自販機」を、世界環境デーに合わせて6月4、5日の2日間、東京の東急銀座地下2階銀座駅改札前イベントスペースに展示する。
この自販機は、大気中のCO2を吸収する国内初の自動販売機。吸収したCO2をアスファルトやコンクリートなどの工業原料に活用することで、脱炭素社会の実現に貢献するものだ。1台当たりのCO2年間吸収量は稼働電力由来のCO2排出量の最大20%を見込んでいる。スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分の年間吸収量に当たる。2023年6月から実証実験を開始し、現在は関東・関西エリアを中心に、CO2濃度が高いとされる屋内に加え、屋外などさまざまな場所に2024年12月末時点で約450台設置している。2030年までに全国で5万台の設置が目標だ。
今回は「CO2を食べる自販機」のコンセプトでもある「都会の中に森をつくる」をイメージした、本物の木と融合した特別仕様の自販機になっている。使用している木材は、展示後は堆肥やバイオマス燃料にリサイクルする。
なお、展示している「CO2を食べる自販機」をSNSに投稿した人を対象に、6月4日11時から先着150人限定で『アサヒおいしい水 天然水 シンプルecoラベル』を1本無料配布する。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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