「ショットが全体的に安定してきた」 笹生優花は“手痛いトリ”も前向きに3日目へ
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<パリ五輪 2日目◇8日◇ル・ゴルフナショナル(フランス)◇6374ヤード・パー72>
初日5オーバーと出遅れた日本代表の笹生優花は、2日目も「74」と苦しい一日を過ごすことに。それでも「きのうよりはよかったと思います」と、特にショット面で改善の跡をうかがうこともできた。
1番で2メートルのパーパットを外す立ち上がりだったが、5番で3メートルを沈めて取り返すなど前半はガマンのゴルフを続けた。しかしティショットを左のフェアウェイバンカーに入れた12番パー4では、グリーンに乗せるまでに4打を要し、手痛いトリプルボギー。直後に1つ戻したが、トータル7オーバー・47位タイとメダル争いが厳しい立場に追い込まれた。
それでも初日57.14% (8/14)だったフェアウェイキープ率は、71.43% (10/14)まで回復。パーセーブ率も33.33% (3/9)の初日から77.78% (7/9)まで上昇と、粘り強さも出てきた。「ショットが全体的に安定してきたのでそこが一番よくなったところ。あとはパットがもう少し入ってくれば」。最長飛距離は2日間で295ヤードの17位タイと悪くない数値をたたき出しているだけに、グリーン上のプレーとガッチリかみ合わせて、3日目以降のビッグスコアを期待したい。
「もう少しアジャストできるように頑張りたいです」。この日、首位に浮上したモーガン・メトロー(スイス)が「66」と一気に伸ばすなど、流れに乗ればバーディが量産できるコースでもある。今年2度目の全米女子オープン優勝を成し遂げた23歳の意地を見たい。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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